わたしが実践したつわり対策の中から、
つわりのピークを乗り切る方法7選を、ひとつずつ、ご紹介しています。
その4:身体をゆるめる/温める
つわりの原因には、
骨盤の動きの悪さや冷えが関係しています。
骨盤の固い人、身体が冷えている人が、症状が悪化しやすいということです。
四六時中、気持ちが悪くて、
いつ、吐き気が襲ってくるかわからない恐怖。
身体は、ずっと緊張しっぱなし。
やっと、おさまった吐き気が、
身動きひとつで、また、ぶりかえすかもしれない。
呼吸は、常に浅くなり、
横になってばかりだから、身体のあちこちがガチガチに固くなっているはずです。
当然、気の巡りも悪くなります。
だから、少しでも、大丈夫そうな時は、
とにかく、背伸びをしたり、深呼吸を心がけました。
ただ、深呼吸は、
場合によっては、吐き気を誘発することもある(経験済み)涙。
なので、呼吸そのものというより、
胸郭や肋骨、横隔膜の動きをゆるめるよう、意識しました。
ストレッチというほど、大げさなものでなくていい。
基本、寝たままで、
気追わず、気付いた時に、出来ることをやるのです。
・足首にぐっと力を入れてのばす、ぐるっと回す
・横になって、思いっきり背伸びをしてみる
・両足をぐっとひらいて、大の字になる
・寝たまま、身体をゆらゆらと動かしてみる
・ギュッと力の入った肩を、下の方に伸ばしてみる
・吐いてばかりいて、硬くなったみぞおちをさすってみる、力をぬいてみる
・胸をはって、大きく息を吸ってみる
すると、どれだけ無意識に、力を入れてしまっていたのか、
どれだけ、身体が縮こまっていたのかのかが、よくわかります。
ほんの少し、意識するだけでも、ぜんぜん、違うと思います。
最初は小さな動きから、
そして、身体が気持ちいいと思う方向に、すこしずつ、動きを大きくしていきます。
具体的には、こんな感じ。
とくに、おすすめしたいのが、
背骨のストレッチ『なんちゃって・キャットアンドカウ』
動きに慣れてくると、
背骨がひとつひとつに、空気が入っていくようで、気持ちいいです。
これをやったから、
一瞬でつわりがよくなるというものではないけれど、少しでも意識してやってみたらいいと思いますよ。
気の巡りが変化し、骨盤が動くようになれば、つわりが必要以上に悪化しないはずです。
ただね、身体がゆるむ感覚を、ひとりで掴むのは正直、むずかしいです。
これまで、やったことない人は「これでいいのかな?あっているのかな?」と余計な気を遣います。
また、つわりの時はとくに、緊張が強くて、なかなかうまく緩まなかったり、
頭ではわかっていても、
もう、つわりがしんどくて、そんな気分になれない・・
そんなこともザラです。
それが当たり前といってもいい。
でも、大丈夫。
そのために、私がいるからです。