つわりの時は、
いかに気持ち悪くなく、消化によいものはなにか?今日はなにが食べられるか?
ずっと、そんなことを考えていたように思います。
ですが、なにを食べるか?だけじゃなく、
つわりを悪化させないためにどう食べるか?ってことも知っておきたいですよね。
つわりの時、出来る食べ方を工夫。
【つわりの時の食事のとり方】
・一度に食べる量を減らす(1口2口だけで終わる)
・回数を分けて食事する
・よく噛んでゆっくり食べる
・水分を摂りながら食べる
・フルーツを多めにしてみる
・ゼリーなど、のどごしがいいもの、やわらかいものにしてみる
・冷やしてみる
・凍らせてみる
・温かいものは、ゆっくりすこしずつ口に入れる
・気分が悪くなりやすい時間帯や条件をできるだけ把握しておく
・食べた直後、横になる時は、枕を高くする
・食べたいと思ったら、できるだけすぐに食べられるよう準備しておく
・内容は気にせず、食べたいと思ったものを遠慮なく食べる など
食べた後、吐くことも多かったので、
吐く時に苦にならないものを選ぶのも、けっこうポイントかもしれないと思います。
(それが、正しいとは言えないけど・・)
リンゴは食べられるけど、固いから、吐く時、のどが痛い
マックのポテトは食べられるし、水分と一緒に摂れば、吐きやすい、とか。。
身体がすこしでも楽でいられるもの、身体が不快に感じるもの、身体が心地よく感じるもの、普段よりもそのセンサーは敏感になっていたと思います。
っていうか、つわりの時は、そうしないと生きていけない。
今日は何が食べたい?
何が食べられる?
どうやったら食べられる?
どう過ごしたら、少しでも楽でいられる??
朝起きたら、まず、それを考える。
ひとつでも浮かべば、うれしい。ありがたい。
一つでも浮かべば、きっと、今日はいい日。
そんな風に起きる朝、いままであったかな。
目が醒めたら、まず考えることといえば、
あと、何分寝ていられるかな。
朝ごはん、適当にパンだけかじって、急げば、間に合うな。
今日の仕事、どんな予定入っていたっけ?
会社についたら、まずアレして、コレして・・
あー、あの上司と話すの、めんどくさいなぁ。
とりあえず、早く着替えなきゃ。
そんなことばっかり。
こうして、つわりの時を思い出すと、
もちろん、とにかく、つらかったけれど、あんなにも自分の身体と対話していた時期って、ほかにあったかなーとも思ったりします。
知識や情報に頼らず、時間や周りの都合に一切あわせず、
身体に負担にならないもの、身体が楽でいられるものを、いちばん、優先にする。
つわりの時は、それしかできることがなかったのだけれど、それって、けっこう、大切なことだったりするのかもしれません。
つわりとマタニティ鍼灸・産前産後じゃないおっぱいセラピー【助産院 ある】/助産師の鍼灸師 下地あやの