つわり対策

9割の人が勘違いしている、つわりの症状。

9割の人が勘違いしている、つわりの症状/助産院ある

つわりというと、9割の人が、
吐き気、嘔吐、食欲不振のイメージしか持っていないと思うけど、つわりの症状って、それだけじゃありません。

それなのに、なぜ、9割の人が、
つわりを「吐き気、嘔吐、食欲不振」だと思っているのか?

それは、つわりが、
医学的に、こう定義されているからです。

『産科婦人科用語集・用語解説集』によると、

つわりとは、妊娠によって起こる消化器系の症状を主とした症候で、悪心、嘔吐、食欲不振などを主徴とするものであり、この度が増悪し病的状態に至ったものを妊娠悪阻とする

と書かれています。

"悪心、嘔吐、食欲不振など"ってとこですね。
(悪心とは「おしん」と読みます、吐き気のことです)

 

たしかに、
つわりの症状でいちばん多いのが、消化器系に関する症状です。

悪心・嘔吐・食欲不振を言い換えると、

・胃のムカムカ
・吐き気
・味覚が変わる
・胃の不快感
・胃が重たい、痛い
・胸やけ
・のどの違和感、不快感
・のどが渇く
・げっぷが出る
・唾液が増える
・口の中が苦い
・食べ物の後味が気になる
・食べ物の匂いが気になる
・食欲が増す(食べ過ぎる)
・ある食べ物だけやたらに食べたくなる
・ガスが溜まる
・便秘
・下痢

 
 

消化器系以外の、
あまり知られていないつわりの症状には、こういったのもあります。

・全身のだるさ
・眠気
・めまい
・頭痛
・頭が重い
・耳なり
・不眠
・疲れがとれない
・腰痛
・急なほてりと寒気をくり返す
・微熱
・動悸(胸がドキドキする)
・手足のしびれ
・匂いに過敏になる

 

身体の症状だけではなく、メンタル的な症状もあります。

・イライラする
・ヤル気がでない
・集中力の低下
・不安感
・鬱々する
・ちょっとした物音や光を不快に思う

どれかひとつではなく、
いくつかの症状が重なったり、時期によって変化することが多いのが、つわりの特徴です。

 

吐き気や嘔吐だけでなく、
それ以外の症状もすべて、身体からの大切なサイン。

なぜなら、
つわりの症状によって、対処法も違うから、どんな症状がどんな風に出ているのか、自分自身を観察する事が大切だからです。

 
整体の野口先生は、

『つわりとは、妊娠・出産に向けて、骨盤の変化が追い付いていない人が味わう不快感だ』

とおっしゃっています。

私は、断然、
こっちの定義のほうが正しいと思っています。

 

ちなみに、私の場合、
吐き気・嘔吐はもちろんのこと、ダルさや眠気もありましたし、特にこんな症状が目立ちました。

・パソコンやスマホの画面を見ると、目がチラチラして、まったく文字が読めない

・部屋の電気がまぶしく感じる

・テレビの音が、いつもよりうるさく感じる

・スマホの着信音が不快で、気分が悪くなる

つわりの症状・程度は、人それぞれ。

もともと持っている体質などによって違うし、
一人目・二人目など、妊娠によっても変わってきます。

つわりあるあるだけど、それって、不思議だよね。

 

つわりはつらい。

だけど、もし、
つわりの良いところをあげろと言われたら、身体のサインを上手に受け取れるようになること。

それに尽きると思います。

 

身体は、言葉を発しない。

ふだんなら、

・大切だと気付かないで見逃している人、

・あえてスルーしてる人、

・上手に受け取れない人、

そんな人はたくさんいます。

仲には、そのせいで後々、
大きな体調不良になって困る人もいる。

 
つわりも、神サマを恨みたくなるくらい強烈なサインなんだけど、体調不良と違うのは、赤ちゃんというこれ以上にない、強い味方がいること。

だから、つわりがおさまったあかつきには、
身体からのサインを受け取った(受け取るしかなかったともいえる)そんな自分をほめてあげようね。

 

つわりとマタニティ鍼灸・産前産後じゃないおっぱいセラピー【助産院 ある】/助産師の鍼灸師 下地あやの