今日は、ひねくれた記事を。
個人的な意見なので、あまり鵜呑みにしなくていいです。笑
たまにね、
「つわりは、"お母さん、無理しないでね"っていう、お腹の赤ちゃんからのメッセージだと思って、前向きに考えましょう」的なアドバイスあるじゃないですか。
あれ、見るとね、
ホントか?!マジで言ってるのか?って思う。
つわりを知らない人の
キラキラとしたお花畑的発想でごまかされている気になる。
「こっちは、つわりで死にそうな思いしとんのじゃ!!こんなのが、赤ちゃんからのメッセージなわけあるかいっ!!この状況をどうやって前向きにとらえれるんですかね!!」
って言いたくなる。
ただの八つ当たりですかね。笑
個人的に「つわりは、赤ちゃんからのメッセージ」という考え方が、あまり好きではないというお話です。
時には、そういうのもアリだし、
場合によっては好きな方だけど、
つわりに限っていうと、
もっと本能的で、キレイゴトが通じない、野性な力って感じがするから。
出産も似たような印象ですかね。
例えるなら、
お外、雨降ってるから
お気に入りの傘さして、ピカピカの長靴で、おでかけしましょう。ランランラン♪と言いたいのもわかるけど、
いや、今、外は台風で、豪雨だよ!川が決壊して、被害が出ているのに、それどころじゃないよね!!って感じ。笑
わかるかな。
赤ちゃんからのメッセージというより、身体そのもの、生命そのものからのメッセージ。
「あらがうな!受け入れろ!生きるとはこういうことだ!でも、あきらめるな!最大限の努力はする!生きるために!!」
これでもか、これでもかと襲ってくる吐き気には、有無を言わさない強さがある。(マジでへこたれる)
そんな時に、
「つわりは、"お母さん、無理しないでね"っていう、お腹の赤ちゃんからのメッセージ♥ 前向きに考えましょう」
なんて、人からそれらしいことを言われたら、
「え?!全然、そう思えない。お腹の赤ちゃんは、私に恨みでもあるのか?これは一体、何の罰なんだろうか?そう思えない私は異常なのか??わぁ、せっかく赤ちゃんが来てくれたのに、私、母親失格~」
って、負のスパイラルに陥っちゃいがちですから。
知らん奴は、だまっとけって話です。
たしかに、自然や生命が持つ力はうつくしい。
妊娠やお産は奇蹟であり、感動的です。
ですが、それだけじゃない。
すべては「陰」と「陽」で出来ていて、清も濁もあわせ持つのが【命】です。
そのことを忘れちゃいかんのだよ。
無理に前向きになることなんてない。
いい時も悪い時も、
どんなに否定的な事を考えいたとしても、
今日、あなたが生きている
それだけで十分なのだから。