つわり症状緩和のためにできることはいろいろありますが、もっともシンプルな方法をお伝えします。
それは・・
【苦手なもの・嫌なものに近づかない】ことです。
あたりまえに思えますが、とても大切なことです。
なぜなら、
そのためには、苦手なものはなにか?具合が悪くなるのはどういう時なのか?を、自分で知っておく必要があるからです。
つわりの時は、具合が悪くなる匂い、食べ物、時間帯など、
普段はなんてことないもの、他の人にはわからないポイントが出てきます。
それらを早めにみつけること。
そして、意識して避けることが、つわり対策の基本です。
"身体にとって不快なモノを避ける"という行為は、本能です。
つわりの辛さを通じて、
自分の体に意識を向けることは、大切な本能を目覚めさせるきっかけになります。
身体の本能が目覚めれば、その後の妊娠・出産・子育ては、きっと、うまくいきます。
いまは辛くて、どうしようもないかもしれない。
何が辛いか、なにが大丈夫か、今日は何が食べられるのか、いまは食べなくないのか?
そうやって、一分一秒、自分の身体に意識を向けることは、大変だけど意味のあることです。
ただ横になっているだけ?
そうじゃないよ。
息をしている。
身体の声に耳を傾けている。
別の命を育んでいる。
いまは、それだけで十分です。
だから、大丈夫。
それでいい、それだけでいいと思っています。
つわりとマタニティ鍼灸・産前産後じゃないおっぱいセラピー【助産院 ある】/助産師の鍼灸師 下地あやの