きょうの記事は、つわりの対策というわけではないんだけど、
つわりが終わった後も、つわりを思い出してブルーな気分になるものってあるよね、と思ったので、それについて書きます。
元・つわりさん、
あなたには、つわりが終わったのに残る、悲しいつわりトラウマってありますか??
つわりで悲しいなと思う事のひとつは、
すごく好きなのに、つわりで気持ち悪くなったせいで、つわりがおさまっても、それが食べられなくなること。
その場所にいけなくなること。
私の場合は、お気に入りだったカフェのランチ。
そして、ひつまぶしのお茶漬け。
好きだったから、つわりの時にこれならなんとかいけそう・・と思って、食べたんだよね。
なんとか、食べられたのはよかったんだけどさ。
つわり中は、基本的にずっと、気持ち悪いから、
つわりが治まって、好きなのに、食べたいのに、やっとおいしく食べられると思ったのに、食べようと考えただけで、あの気持ちが悪さがセットになって、よみがえってきて、食べられないの。
せっかく、つわりが終わったのに、
好きなものを、好きなように食べられない!!
あまりに残念過ぎて、つわりの時に食べなきゃよかったなぁと思ったことが、何度もありました。
そういえば、昔、うちの母親も同じようなことを言ってたな。
家の近所に、そこそこ繁盛している定食屋さんがあって、きっと、味はおいしいと思うのに、一度も行ったことがないお店があったんです。
「なんで、すぐ近くなのに、あのお店に行かないの?おいしくないの?」と聞いたら、
「いや、そこそこの評判で、おいしくないってことはないんだけど、○○(うちの妹)の妊娠中に、つわりの時、ご飯が作れなくて、一度、食べに行ったんだけど、その時のことを思い出すから、なんとなく行く気がしない」という返事でした。
聞いた当時は、たしか中学生くらいで、
もう10年も経っているのに「意味がわからん」と思っていましたが、今になって、その気持ちがよくわかる。
つわりトラウマといえば、
私の場合、匂いや食べ物のほかにも、『音』に関することが、意外と多かったです。
とくに、つわり中、気をまぎらわすために見ていたTVのジングルとか、メールの着信音(iphoneの標準音)とか。
つわりが終わったのに、その音を聴くと、気分が悪くなる気がして、しばらく、しんどかったです。
匂い・味・音・・
それぞれ、鼻・舌・耳に関係があるので、
きっと、つわりさんによっても、違いがあると思うんですよね。
もしかしたら、そこから、どんな体質で、どんなつわりの傾向があるかも、紐解くことができるかもしれない。
今後の研究材料にしたいところです。
トラウマというと、
つわりそのものが、すでにトラウマです!!という方も多いです。
つわりがこわくて、次の妊娠は絶対に無理と思っているとか、
次の子どもがほしいけど、つわりがトラウマすぎて、悩んでいるとか。。
その気持ち、すごくよくわかる。
陣痛の痛みより、つわりの方がしんどいって思うもの。
(つわりがなかったら、きっと、何人でも産める。産むだけなら…笑)
つわりは、1人目・2人目でも違ったりするし、
それまでの過ごし方によって、身体も変わるし、
工夫によって、つわりの感じ方も変わるはず。
もしかしたら、1人目の時は知らなかったけど、
今は、ここがあると知って「つわり鍼灸なんてものもあるんだ。だったら、次、もし、つわりになったら、行ってみようかな」なんて、思ってもらえたらうれしい。
そして、できるなら、つわりになったらではなく、つわりになる前から来ていただきたい。
きっと、力になれることが、もっとたくさんあると思います。
なので、その時はどうぞ、よろしくおねがいします。