「それ、つわりじゃありません
妊娠悪阻という病気です」
という話に、
「あれはつわりじゃなくて、
悪阻だったんですね!知らなかったです」
「つわりだと思って、
ひとりで我慢していました。
もっと、早くに知りたかった」
と言わないために、
なにか、目安になるものはないか?
と探してみたところ、
ちょっと古いですが、
医学誌にこんなものを見つけました。
5項目の症状をチェックし、
合計点で判定します。(15点満点)
***
判定/
0~3点:ほとんどつわりなし
4~6点:軽度のつわり
7~10点:中程度のつわり
(妊娠悪阻の可能性あり)
11~15点:重症(妊娠悪阻)
***
7点からは、病院に相談するレベル
さらに、11点以上は、
急いで病院を受診しないといけない状態です。
さて、あなたはいかがでしょう?
私もやってみました。
なんと、結果は【7点】でした。
判定によると、
病院に相談するレベルになりますね。
まぁ、実際に、
病院を受診しているので、
妥当な結果ではあると思うのですが、
正直、こんな感想を持ちました。
あんなにつらいのに、
15点中の7点だって・・?!
半分くらいの点数ってマジか??
体感しているツラさの感覚とは、
かなりのズレを感じました。
うちに来るお客様にも、
同じように感じる方が、
けっこういらっしゃいます。
これは、どういうことか??
気付いてほしいのが、
このつわり指標の症状の部分です。
【吐き気・むかつき|嘔吐
|食欲不振|唾液分泌|口渇】
消化器系の症状だけじゃないかッ!!
きゃー😱
体感するツラさとのギャップが
ここにあります。
自分の点数をみて、
「?」と感じたあなたの感覚は
おそらく、まちがってない。
この【妊娠悪阻チェック】では、
つわりの程度を、正確に判定することが
できないんです。
じゃあ、このチェックには
意味がないのか??
そんなことはありません。
これを使う上で、
気をつけてほしいこと。
【助産師がおしえる、
妊娠悪阻チェックの正しい使いどころ】
ちょっと長くなったので、
次の記事でお伝えしますね。