コロナ感染拡大のいま、出来ること
東洋医学独自の視点から、具体的に書きます。
今日の記事は長いので、目次をつけました。
コロナの不安を煽るでもなく、
コロナ収束のためでもなく、
ただ今、あなた自身のココロとカラダのために出来る事。
これを読めば、
あなたがやるべきこと・気をつけることがわかります。
春と聞いて、思うことは?
4月、春ですね
新年度、新学期・・
『春』と聞いて、思い浮かぶイメージはなんですか?
『春』と聞いて、どんな気持ちになりますか?
暖かくなり、花が咲き
あたらしい季節
なにかを始めたり
なにかに挑戦しようと思ったり
髪型を変えたり
春物の服や靴がほしくなったり
特別な予定はなくても、
ココロがわくわくする、ステキな季節♪
東洋医学では、
人間の身体も、自然界の一部。
あなたの身体の中には、
めぐる季節と同じエネルギーが流れています。
陰陽五行
木・火・土・金・水
この5つのエネルギーが、
過不足なく、滞りなく巡ることで、
あなたのココロもカラダは、元気に健康にいられます。
東洋医学的ココロとカラダの在り方の基本は、
あなたのココロとカラダを、
季節がめぐるエネルギーと、同じ流れに乗せてあげればいいのです。
コロナ拡大で『春』はどこへ・・?
さて、春といえば・・
陰陽五行における【木】のエネルギー
わくわく
のびのび
あたらしいことに挑戦したり
たのしいことを素直に楽しむエネルギー
だけど・・
コロナの感染が拡大し
自粛モード、外出規制、緊急事態宣言、ロックダウン・・?
せっかくの『春』はどこにいったんでしょう??
コロナの影響で、
ほとんどの人が、
わくわく・のびのび
あたらしいことに挑戦したくなったり、
たのしいことを
すなおに楽しむ気持ちを置いてきぼりにしている。
あなたの身体の中の、
せっかくの春のエネルギーがめぐっていないんです。
このままじゃ、流れに乗れないんです。
消えた『春』、コロナだけじゃない問題点
ココロとカラダが季節の流れに乗っていないと、どうなるのか?
免疫力が落ちるのは当然のことながら、
たとえ、コロナにならなくても、
体調を崩す人・不調を訴える人、いっぱい出てくるんじゃないかな。
カラダだけじゃないよ。
毎日、洪水のように押し寄せる情報にふりまわされ、
必要以上の不安や恐怖、イライラや鬱々・・
流れに乗っていないというのは、
オール一本だけで、
川の流れに必死で逆走して、
疲れて、疲弊して、溺れてしまうようなもの。
だからといって、外に出かけて、
みんなで、わーいわーいお祭り騒ぎをしようと言っているのではないのです。
まずは、仕組みを知り、
つぎに、出来る範囲で、出来る事を。
あなたの身体の中に、
上手に『春』のエネルギーを取り入れて、巡らせてあげればよいのです。
『春』のエネルギーの大切さ
いま、あなたが出来る範囲で、
わくわく、のびのび
あたらしいことに挑戦したり
たのしいことを、素直に、楽しめそうなことはなんですか?
まずは、それをみつけてみよう。
やってみよう。
部屋の模様替えをしたり
無料公開している動画やマンガを楽しむのもありだし
ネット環境を使って
あたらしいサービスに挑戦してみるとか
(オンラインショップやホームページ、動画作成とかZOOMとか)
積読していた本に目を通すとか
溜まっていた録画ドラマを見るとか
マスクや布ナプキンを手作りしてみるとか
(わたしは、幼稚園タオルの紐づけや水筒カバーを作った♪)
手のこんだお料理や
今までできなかったお菓子づくりに挑戦してみるとか
整理したかった押入れを掃除してみるとか
パソコンのデータやスマホのアプリ整理もいいよねー
デスクトップがきれいになると、
あたらしい気持ちになるし、仕事もはかどるよ♪
子どもの写真の整理もいいな
(いつも後回しになって、ひたすら、溜まるいっぽう)
わたしは、
家のタオルをまとめて新調したよ!
届くのたのしみ!
わぁ♪
やることいっぱいあって、たのしいー
他の人はそうでなくてもいい
どんなささいなことでもいい
あなたにとって、
わくわくすること
小さくても、挑戦感や達成感があること
たのしい匂いがすること
その感覚、
それを感じられることが大事なのです。
自粛ムードのこの時期に、
わくわくすること、たのしいことなんて不謹慎?
だなんて、よけいに思いがち。
だけど、春のエネルギーは、
【のびのび】エネルギーなんです。
しょうがないんです、
自然界に、自粛は求められません。
家から外へ出て、のびのびしろ!とはいいません。
いちばん重要なのは、
"いま、出来る範囲で出来ること"
実際の行動は、自粛ムードでも、
あなたの中にある【のびのびムード】を大切にしてほしいのです。
東洋医学の視点から出来ること3つ
その次に、具体的な3つの提案です。
その3つとは・・
① 目のケアをする
② 身体の側面を伸ばす
③ 酸味のあるもの、青みのあるものを食べる
目のケアをする
『春』のエネルギー⇒
陰陽五行(木・火・土・金・水)の中の『木』のエネルギーは、
身体の臓腑でいうと、
『肝』のエネルギーと関係があります。
その『肝』のエネルギーは、
「目」と深くつながっています。
あなたがいま、知っているコロナ情報は、
どこから仕入れていますか?
テレビ、スマホ、インターネット、新聞・・
ほとんどが「目」から入っています。
人の情報の約9割は、
【視覚】からだと言われています。
なので、あたりまえの事ではありますが、
それだけ「目」に負担がかかっているということ。
とくに、今の季節は、
身体の中の『春』のエネルギーをめぐらせるために、「目」のケアがかかせないのです。
具体的には、
・温タオルで目をあたためる
・寝る前にスマホは見ない
・わくわくしたり、たのしくなる画像をみる
・政府や情勢に対して、イライラしたり怒っているような投稿は、なるべくスルーで
(イライラや怒りは、肝のエネルギーを消耗する。逆にいうと、春のエネルギーがめぐってないから、必要以上にイライラするともいえる。)
・こめかみや後頭部をゆるめる、などなど・・
目のケアの方法は、他にもたくさんあります。
自分に出来るものを探してみてください。
大切なのは、
「なにをするか?」ではなく、「なぜ、それをするのか?」です。
身体の側面を伸ばす
これは、身体を流れる気の流れ(経絡)との関係です。
『春』のエネルギー=『木』のエネルギーは、
身体の中では【肝経・胆経】とよばれる経絡を流れています。
肝経は、身体の内側
胆経は、身体の側面。
https://ourage.jp/column/mainichi_yojo/20482/
そこを、ゆっくりじんわ~り伸ばす。
ゆっくり呼吸しながら、
時間をかけて伸びていくのを待ちます。
ぐーーっと力を入れてひっぱる、
ぐいぐいっと勢いをつけて伸ばすのではないので、そこだけご注意を!
ここの経絡の流れが悪いと、
太衝(たいしょう)・足臨泣(あしりんきゅう)というツボが、異様に痛いことがあります。
ストレッチ前に、ツボを押してみてください。
ストレッチの後と比較してみると、ストレッチの効果がわかるのでおすすめです。
もちろん、お灸も◎です。
③ 酸味のあるもの、青みのあるものを食べる
肝のエネルギーは、
味でいうと「酸味」
色でいうと「青」に関係しています。
すっぱい食べものと聞いて、
「あ、これ食べたい」と浮かんだものはありませんか?
みかんやレモンの柑橘系でもいいし、
さっぱりした酢の物や梅干し、ピクルスもいい。
梅酢、黒酢、バルサミコ酢
いつもの肉料理に、酸味を加えてもいいですね!
あ!酸辣湯とか食べたいなぁ
香草の効いたアジアン料理は、どれもおいしいそう・・
酸味は、
『春』のエネルギーを巡らせるお手伝いをしてくれます♪
それと同じ理由で、青みのあるもの。
つまり、青野菜ですね。
(青菜、青汁など、濃い緑を"青"というよね)
春の野菜ってなんだろう?
菜の花、ブロッコリー、キャベツ、さやえんどう、アスパラガス、セロリとか。
とにかく、青々として新鮮なものを!
『春』と聞いても、ワクワクしない時は
もしかしたら、
『春』ときいても、全然ワクワクしないという方もいるかもしれない。
新しいことに楽しさや期待ではなく、
大きな不安や恐怖を感じてしまう時。
そういう時に必要なのは、
『春』のエネルギーではなく、その前の『冬』のエネルギー。
『冬』のエネルギーが上手く充電されていないと、
春もめぐってこないからです。
『冬』のエネルギーを充電するには、
質の良い睡眠と、質の良い塩分を摂ることです。
冬のエネルギーの充電方法についてはコチラもご参考ください。
さいごに
長くなりましたが、
けっきょく、ここに書いたことは、
コロナに関係なく、大切な春の過ごし方なんですよね。
ココロとカラダはつながっている。
コロナだから、なにだから、どうこうではなく、
いつの時も、ココロとカラダを大切に、出来ることを出来る範囲で、出来る工夫をすればいい。
あ!もうひとつ。
肝のエネルギーは、
目や酸味の他に、筋肉ともつながっています。
なので、わたしは、
「あたらしいことプラス筋肉」ということで、明日から三カ月、週一のトレーニングを始めます。
プロの方に指導をあおいで!
トレーニングという名のつくものは、
わたしの人生において、子どものトイレトレーニング以外、まったく初めての試み。
ところで、先ほど、小学校の臨時休校のお知らせがきました。
さて、どうなるかな。
筋トレは、家の中でも出来る!!
【くらべない・あせらない・あきらめない】をモットーに、たのしくやってみたいと思います♪
つわりとマタニティ鍼灸・産前産後じゃないおっぱいセラピー【助産院 ある】/助産師の鍼灸師 下地あやの