逆子と聞いて、不安にならない人はいないと思います。

「何かできることはないかな」
「できるだけ自然な形で赤ちゃんが回ってくれたらいいな」

そんな思いで、ここにたどり着いてくれたのかもしれません。

当院の逆子ケア、
初回のご来店では、横になって施術を受ける形ではなく、セルフお灸のレッスンを中心に進めていきます。

ここでは、初回来店時の流れを、順番にお伝えします。

ご来店・確認

ご来店したら、はじめにお名前などのご記入と母子手帳の確認をいたします。

その際に、
・いつ頃から逆子と言われたか
・これまでの妊娠やお産のこと
・鍼やお灸の経験があるか

など、答えられる範囲で構いませんので、簡単にお話をお聞かせください。

セルフお灸の説明とレッスン

そのあと、実際にお灸を手に取っていただきながら、

・お灸の扱い方
・三陰交のツボの見つけ方
・気をつけたいポイント

などをお伝えします。

お灸について、やり方そのものはとてもシンプルです。ツボの場所も、インターネットや本にもたくさん載っています。

もしそれだけなら、わざわざご来店いただかなくても、ご自身で調べてやることは可能かもしれません。

 
ですが、逆子ケアでは、お灸のやり方やツボの場所を知ったうえで【大事なこと】があるのです。

・このお灸が、逆子や赤ちゃんにとってどんな意味をもつのか、

・「どこにあるか」よりも「どう探すか」

・どうお灸をすれば、より効果的に気の巡りや子宮の血流を促すことができるのか

など、実際に、体へ意識を向けながら、体との向き合い方を確認していきます。

「こんなふうに、体のことを考えたことがなかった」
「体って、すごいですね」

妊婦さんの口から、自然とそんな言葉が出てくることもあります。

 
お灸というと、
・難しそう
・自分にできるか不安
という声もよく聞きますが、

ひとつずつ確認しながら、一緒に進めていきますので

「思っていたより簡単ですね」
「これなら家でも続けられそう」

と言われることが多いです。

お帰りの際には、お持ち帰り用のお灸もお渡しします。

体の様子をみながら

お灸のあとには、時間や状態に合わせて、時間のゆるす限り、できることをお伝えします。

必要に応じ、姿勢を見たり、呼吸を整えるお手伝いをしたり、日常の過ごし方なども一緒に確認することもあります。

所要時間は、60~90分程度を予定しています。

お話の内容によって、終わりが前後することが多いので、お時間に余裕をもって来ていただけると助かります。

下からのお産と帝王切開

逆子ケアに来られる方の多くは、
「できれば、自然に下から産みたい」という思いで来られます。

それは、とても自然な気持ちですし、私も同じように思います。

だから、あえて、

「帝王切開もひとつのお産の形であり、どんなお産でも、赤ちゃんが安全に生まれてくることが大事」

という前提を共有しながら進めます。

 
妊娠中に大切なことは、経膣分娩でも帝王切開でも、それほど変わりません。

・産まれるその瞬間まで、赤ちゃんが心地よく過ごせるお腹の環境を整えておくこと
・冷えを避け、血流のよい体を保つこと
・体を整え、産後の回復をしやすい土台をつくること

それは、病院や医師にお任せすることではなく、自分にしかできないことです。

お母さんが元気でいることは、赤ちゃんにとってもいちばんの安心につながります。

この時間でお渡ししたいもの

初回の逆子ケアでお渡ししたいのは、「逆子をどうにかする方法」ではありません。

不安や結果に引っ張られすぎず、 いまの自分自身と赤ちゃんに向き合う時間。

自分の体や赤ちゃんと、静かにつながる感覚を、家に持ち帰ってもらえたらと思っています。