生後6ヶ月前後は、ひとつの区切りを知ってほしい時期

生後6ヶ月前後のベイビーヘッドケアの考え方は、基本的には、生後3〜5ヶ月と変わりありません。

・日常の関わりを大切にすること
・赤ちゃんの動きや姿勢をよく観察すること
・不安や焦りからではなく、納得できる関わりを選ぶこと

これらは、どの月齢であっても同じです。

ただ、ひとつだけ、この時期だからこそ、知っておいてほしい大切な視点があります。

この時期が「ヘルメット治療の適正時期の終わり頃」にあたること

生後6ヶ月前後は、医学的には、ヘルメット治療を検討できる時期の中でも後半にあたるタイミングとされています。

これは、「必ず治療が必要」という意味ではありません。

必要な人にとっては、検討できる時間に限りがある、ということです。

「知らなかった」で過ぎてしまうことを防ぐために

実際のご相談では、

「もっと早く知っていれば、選択肢があったかもしれない」
「気になっていたけど、様子を見ているうちに時期を過ぎてしまった」

そんな声を聞くこともあります。

だからこそ、この時期には、
今の状態を一度、客観的に確認する
という視点が大切になります。

受診することは「治療を決めること」ではありません

何度も、改めてお伝えしたいのは、

頭の形外来を受診することは、
ヘルメット治療を始めると決めることではない

という点です。

今の状態が、医学的にどう評価されるのか
この先、自然な変化がどの程度見込めるのか
治療を考えるとしたら、いつ頃までが目安なのか

それを知ることは、
「今すぐ決断するため」ではなく、
選択肢を失わないための行動だと考えています。

迷っている今だからこそ、大切にしてほしい視点

生後6ヶ月前後は、

・どうしたらいいのか迷う
・でも、決めきれない

そんな気持ちが重なりやすいかもしれません。

ここでお伝えしたいのは、

治療を選ぶことも、
経過を見ることも、
今は何もしないと判断することも、
すべて、その時点での「決断」です。

どの選択にも、意味があり、尊重されるものです。

大切なのは「知らないまま」を避けること

決断そのものが問題なのではなく、
必要な情報を知らないままだったことが、
あとから苦しさにつながることがあります。

今の状態がどうなのか
この先、どんな選択肢があり得るのか
時間的な目安はどこにあるのか

それを知った上で選ぶことが、安心につながる決断になります。

産後のお母さんにとって「決断」は負担

実は、産後のお母さんにとって、
「考えて決める」という行為そのものが、
心身の状態的に、とてもエネルギーを使います。

ホルモンバランスの変化
睡眠不足
常に赤ちゃんを優先する生活

その中で、決断できず時間が過ぎてしまうこともあるでしょう。

たとえそうあっても、けして、優柔不断不断だと自分自身を責めないでください。

産後の心や体って、そういうものなんです。

だからこそ、
しんどくなったら立ち止まること
お母さん自身の体調や心の状態を最優先にすること
も、とても大切な視点です。

本当は、こうしたことは妊娠中から知ってもらえると、産後がずっと楽になります。

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「10年後、どう思うか」という視点も、ひとつの基準

もし迷ったときは、

「10年後、あの時こう考えて選んだ、と自分で納得できるだろうか」

そんな視点で考えてみるのも、ひとつの方法です。

正解を選ぶ必要はありません。

自分なりに、情報を知り、考えた上で選んだ
そう思えることは、必ずあとから安心につながるものだと思います。

 

向きグセ・赤ちゃんの頭の形・BHC ベイビーヘッドケア|助産院ある(沖縄うるま市)