つわりの気持ちが悪さがずっと続くと、
カラダも心もいつも緊張して、コリ固まってしまいます。
それが、さらなるつわりの悪化につながります。
なので、ふと思いついた時に、ちょっとだけ意識してみてください。
エクササイズというほどのものではありません。
動けない時は無理にしなくていいです。
寝ながらできる、ゆる~いストレッチです。
肩こりの原因は、
肩甲骨の動きの悪さにあるといわれています。
肩甲骨の動きが悪いというのは、
肩甲骨周りの筋肉が固くなって、肩甲骨が肋骨(胸郭)に張り付いた状態です。
つわりで具合が悪いと、
肩にも力が入り、胸がキューッと縮まって、呼吸が浅くなり、身体全体が緊張します。
肩甲骨をゆっくりと動かすことで、その状態を改善することができます。
まず、仰向けに寝ます。
背中に張りついた肩甲骨をはがすつもりで、肩甲骨にグッと力を入れます。
寝たまま、肩甲骨を上にあげてみたり、下におろしてみたり、左右にひらいてみたり・・
ゆっくりあちこち動かしてみて、壁に張りついた肩甲骨をはがすイメージ。
イメージなので、
こまかい動きに、こだわならくて大丈夫。
自分の感覚で、動かしてみてください。
実際に動くのは、ほんの少しでいいんです。
ぐりぐりと、たくさん動かす必要はありません。
呼吸にあわせて、
ゆっくり少しずつ、そして、だんだん、動かす範囲を多くしていくとよいです。
仰向けだと、
肩甲骨(背中)が、床やお布団にあたるので、イメージしやすいと思います。
肋骨と肩甲骨の間に、ほんの少し隙間ができたのをイメージして、床に押し当てたまま、肩甲骨をゆっくりと動かします。
肩甲骨だけが動くのではなく、肩全体や腕がぐりぐり動いたり、背中や腰もうねうね動く感じ。
肩甲骨周りが少しほぐれたら、
寝たまま、肘や手首、さらには、股関節や足首をゆらゆらと動かしていきます。
全身の骨格がつながっているから、
一カ所がよくなって位置が修正できたら、そのしわよせを違う関節に移動させるイメージ。
しわよせが、身体の中心から末端へ移動していく感じです。
手首、足首までゆらゆら動かしたら、
だら~んと全身の力をぬいて、そのまま寝る。
横向きでやってもいいです。
つわりで寝すぎて、
肩がダルイ、背中が凝っているという時にもおすすめです。
つわり鍼灸でも、
肩回りや肩甲骨をゆるめる施術を行っています。
人にやってもらうのは、
気持ちがいいし、無理もしなくていい。
自分でやるにしても、
一度、やってもらってから、その感覚をおぼえてやるのもいいと思います♪
つわりとマタニティ鍼灸・産前産後じゃないおっぱいセラピー【助産院 ある】/助産師の鍼灸師 下地あやの