つわりの時でも「これはおいしく食べられた!」そんなおススメのレシピをご紹介しています。
本日、ご紹介するのは【塩こうじポトフ】
塩こうじのあっさりした塩気と野菜のうまみが、つわりで疲れた胃に染み渡りました。
※ 画像はイメージです
それではさっそく、材料と作り方です。
【塩こうじポトフ】
・豚ロース
・塩こうじ
・玉ねぎ
・その他、好きな野菜
(例:キャベツ、ニンジン、冬瓜など・・)
・あれば、出汁用昆布
※各材料の分量はお好みで。適当でもおいしく作れます。
①豚肉の分量に対し、塩麹10%の量を用意する
(例えば、豚肉300gに対し、塩麹30g)
②一晩、冷蔵庫で漬けておく
③塩麹に漬けておいた豚肉、野菜を食べやすい大きさに切る
④豚肉の表面に軽く色がつくまで、鍋で焼く
⑤切った野菜を入れる
⑥材料がひたる程度に水をいれ、コトコトと煮込む
⑦野菜に火が通り、やわらかくなったら、お塩で味を調えて、出来上がり♪
豚肉を塩麹に漬けることで、お肉がとてもやわらかく仕上がります。
時間がない時は一晩じゃなく、2-3時間でも大丈夫。
コンソメなどの味付けは、一切、要りません。
お肉と野菜のダシで、
とてもやさしい、それでいて、しっかりしたお味のスープが出来上がります。
かといって、
材料のお野菜は、それほどたくさんの種類を入れなくても大丈夫。
たまねぎとキャベツだけでも、十分においしく作れます。
ポトフといえばじゃがいもですが、
私は、じゃがいものモサモサとした食感が苦手。
ちょうど季節が夏だったので、冬瓜を入れました。
とろとろした食感で、とても食べやすくなりました。
このスープ、なんといっても、ポイントは塩こうじです!!
塩こうじには、
ビタミンB1、B2、B6、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ナイアシンなどのビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群・葉酸は、つわり症状の緩和にもよいといわれています。
また、塩麹には、天然のアミノ酸のひとつであるGABA(ギャバ)が含まれています。
GABAは、興奮を抑えたり、リラックスをもたらしたりする役割があります。
また、こうじ菌の酵素は、
お米のでんぷんを分解する過程で、オリゴ糖を作り出します。
オリゴ糖は、
腸管内のビフィズス菌のえさになるので、ビフィズス菌が増えて、免疫力があがります。
そして、ビフィズス菌は、
お腹の調子が整え、便秘や下痢などを改善します。
おいしいだけでなく、
つわり症状の緩和や妊娠中の健康に役立つ栄養素がいっぱい含まれている。
なんて、ありがたいスープ♪
つわりがしんどい時は、
栄養のことなんて、まったく考えられませんけどね。
ただただ、おいしく食べれることが、とにかく、いちばんありがたい。
つわりで食べられない時は、
お肉や野菜などの具を無理して食べなくても大丈夫です。
スープだけでも、
カラダとココロがあたたまって、ほっこりします。
きっと、カラダも楽になりますよ。
つわりとマタニティ鍼灸・産前産後じゃないおっぱいセラピー【助産院 ある】/助産師の鍼灸師 下地あやの