ありがたいことに、
お問い合わせなどもいただくようになりました。
なるべく、
その気持ちにお答えしたいと思って、出来る限りのお返事をしています。
その中で、
「今、○○(病名、症状など)で困っています。そちらで治療はしてますか?治せますか?」
というご質問をいただくことがあるので、その質問に共通しているお返事を書いておこうと思います。
「治療はしていますか?」について、
当方は病院や医者ではありませんので【治療】をすることはできません。
だから、
あえて【施術】という言葉をつかっています。
施術=術を施す(じゅつをほどこす)
ほどこすという言い方も、あまり好きではないのですが、
まぁ、それは置いといて・・
病名に関していうと、
病名による判断は、あまりしないようにしています。
もちろん、それが調子の悪い部分につながっているので、
病名や既往歴(これまでにかかった病気)、飲んでいるお薬などについて、きちんとお伺いします。
ただ、東洋医学の世界ではとくに、
身体の状態や施術の内容を、病名によって決めつけないよう注意しているということです。
鍼灸学校時代、先生方にはよく、こう言われました。
「病気を診るな、人を観ろ」
それが基本的な姿勢だと思っています。
なので、、
東洋医学的な視点から、身体を診て、気の滞りやバランスの崩れを探します。
そして、それらが、
お困りの症状につながっている可能性を考え、その上で、気の流れやバランスを調えることを目的にしています。
ゴールは、身体が調うこと。
身体が調うことで、
本来、あなたの身体が持っている力が発揮される。
その結果、
お困りの症状が改善することもある、といった感じでしょうか。
お問い合わせの答えになっているのか??
それはわからないけど、
本来、持っているチカラが発揮されたら【いい方向】にしか進まない。
それだけは、確かなことだと思います。
逆を考えたら、容易に想像がつくのではないでしょうか。
たとえば、いま、困っている症状がなかったとして、
でも、身体のどこかのめぐりが悪くなっていたり、バランスが崩れていたら・・?
今は、具体的な症状はないけれど、
そんな身体の状態で、仕事が忙しくなったり、過度なストレスがかかったり、
妊娠して体内環境が変わったり、
出産したり、子育てをするようになったら、どうなるか?
具体的な不調が出る前に、
なるべく、その差を埋めるのが、私の仕事だと考えています。
つわりとマタニティ鍼灸・産前産後じゃないおっぱいセラピー【助産院 ある】/助産師の鍼灸師 下地あやの