つわりと聞くと、
妊娠した人が、吐き気や嘔吐で、ゴハンが食べられないことだと思っていませんか??
でも、つわりって、全然それだけじゃないんです!
つわりでいちばん多いのが、消化器に関する症状です。
たとえば・・
・胃のムカムカ
・吐き気
・味覚が変わる
・胃の不快感
・胃が重たい、痛い
・胸やけ
・のどの違和感、不快感
・のどが渇く
・げっぷが出る
・唾液が増える
・口の中が苦い
・食べ物の後味が気になる
・食べ物の匂いが気になる
・食欲が増す(食べ過ぎる)
・ある食べ物だけやたらに食べたくなる
・ガスが溜まる
・便秘
・下痢
消化器関連だけでも、
こんなに、いろいろあります。
もうひとつ、残念なことに、
つわりと調べると、こう定義されています。
つわりとは、妊娠によって起こる消化器系の症状を主とした症候で、悪心、嘔吐、食欲不振などを主徴とするものであり、この度が増悪し、病的状態に至ったものを妊娠悪阻とする
『産科婦人科用語集・用語解説集』
(悪心=「おしん」と読みます、吐き気のことです)
残念といった理由は、
あまり知られていないけど、つわりには、消化器以外の症状も、たくさんあるんです。
・全身のだるさ
・眠気
・めまい
・頭痛
・頭が重い
・耳なり
・不眠
・疲れがとれない
・腰痛
・急なほてりと寒気をくり返す
・微熱
・動悸(胸がドキドキする)
・手足のしびれ
・匂いに過敏になる
身体の症状だけではなく、心の症状もあります。
・イライラする
・ヤル気がでない
・集中力の低下
・不安感
・鬱々する
・ちょっとした物音や光を不快に思う
どれかひとつではなく、
いくつか重なったり、時期によって変化するのが、つわりの特徴です。
じゃあ、つわりの正体ってなんでしょう??
整体で有名な野口 晴哉先生によると、
【つわりとは、妊娠・出産に向けて、骨盤の変化が追い付いていない人が味わう不快感】
だと、おっしゃっています。
だから、こんなに、たくさんの症状があるし、
人によって、全然ちがうんですね。
つわりのことを、
妊娠した人が、吐き気や嘔吐で、ゴハンが食べられないことだと思っていると、痛い目みます。涙
これからは、つわりの定義を、
つわりとは、妊娠・出産に向けて、骨盤の変化が追い付いていない人が味わう不快感。
こっちに変えるべきですね!!
これが、つわりの正体だと考えると、
やれることが、自然とみえてくるはずです。
つわりの正体/助産院 ある