できることなら、誰だって、つわりは軽い方がいい。
そのために出来るコト、つわり前から出来るつわり予防について。
だけど、先に謝っておきます。ごめんなさい。
厳密に言うと「そんなものはない」のかもしれない。
でも、そんなんじゃ身も蓋もないので、今のところ、考えつくものをあげてみます。
・脂っこい食事をひかえる
・腹八分目にする
・よく噛んで食べる
・夜遅くに食べない
・甘いものを食べ過ぎない
・塩白湯をちまちま飲む
・夜更かしをしない
・スマホ、パソコンの使用を短めにする
・便秘を予防する
・身体を締めつける服や下着はさける
・身体を冷やさない
・股関節をゆるめる
・下半身をよく動かす
・深い呼吸を心がける
・十分な休養をとる
・リラックスできる時間を持ったり、気分転換できるものをみつける
・夫や家族から、協力と理解をえる(家事の分担、ねぎらいの言葉、見守ってもらうことを提案するなど)
・不安に思っていることを家族や医療者に話してみる
・前もって、職場での配慮をお願いする
一般的な内容になってしまったけど。
つわりは、人によって程度も症状もいろいろあるし、
そもそも、つわりの原因がなにかわかっていないので、
これをやったからといって、絶対に、つわりにならないとはいえない。(ごめんね)
あくまで「こういう事に気をつけたらいいよ」って内容で、
だからといって、それをしなかったから、今、つわりで苦しんでいるということでもないと思うんです。(これまでの自分を責めないでね)
つわりは「妊娠における身体の変化に伴う不快感」なので、
要は、なるべく"変化に順応できる身体にしておく"ってことなのかなと思います。
でも、それって難しいことでもあるのよ。
頭で考えて、簡単にどうにかできることではない。
変化というと、
女性の身体は、男性に比べて、一生を通して、変化が大きい。
特に、出産前と出産後を比べたら、
身体だけじゃなく、子どもという存在によって、生活も考え方も、人生のすべてが大きく変化します。
さて、今、『人生のすべてが大きく変わる』と聞いて、どう感じましたか?
・わぁ、すごーい!!めちゃくちゃたのしみー♪
・人生が大きく変わる?どんなふうに?大丈夫かな?できるかな?
あなたは、どちらの感情に近いですか?
前者です!!という人の方が少ないんじゃないからしら。
だって、生き物は「変化を嫌う」という習性があるから。
それは本能です。
命を守るための「変化を嫌う」ことと、
命をつなぐために(子孫を残す)ために「あえて変化する」こと
その相反する2つが、身体の中でせめぎあっている葛藤が【つわり】だとしたら・・?
東洋医学では、相反する2つのものを、すべて「陰」と「陽」ととらえます。
だから、つわりになる前でも、つわりになってからでも、
どんな時も、ココロとカラダを含めて、身体の中の「陰」と「陽」のバランスを調えることが大事なんじゃないかなーと思っています。