これは、つわりでいらっしゃるお客様に、
よくよく、お伝えしていることなのですが、
「どうか、他人に厳しく、自分に甘く、過ごしてくださいね」
と、お話しています。
なぜかというと、
つわりさんって、本当に、がんばり屋さんが多いんです。
しかも、無意識のうちに。
こう書くと、また、
「がんばっちゃうのが悪い」みたいに思われがちなんですが、そうではありません。
(そう感じちゃうのも、つわりさんあるある)
あなたのがんばりは、
時として、世の中のために必要なことなので、それはそれでよいのです。
困るのは、つわりの時の話です。
(あと、子育ての時も少々..)
つわりさんのがんばり指数の高さは、
たいてい、本人が気づいていません。
すべて、当たり前にやってきたことなので、
つわりさんにとっては、ごくごく普通のことなのです。
なので、ただ「無理しないでね。ゆっくりしてね」と言っても、
・そもそも、本人が思っている無理のレベルがちがう
・ゆっくりしていると、なまけているように感じてしまう
さらには、つわりで具合が悪いと、
・思うように動けないのに、あれやこれや気になって苦痛になる
・とにかく、周りに申し訳ないと思いまくる
・なにもできない自分を責める
という現象が起こります。
つわりさんにとって、この、
周りに対する「申し訳ない」という気持ちと「自分はイケてない」と責める気持ちが、とにかく、エネルギーを消耗するのです。
ただでさえ、ツラいつわりを、悪化させてしまうことになりかねない。
なので、再三、
「つわりの間は、『他人に厳しく、自分に甘く』それでいいんだよ。それが必要なんだよ」
とお伝えしています。
それを聞くと、
たいていの皆さんは、ほっとした表情を浮かべます。
そして、「そうですね、そのようにします」と決心した顔をされます。
そう、これは、つわりさんにとっての決意なのです。
「わたしは、今からそうする。それでいいんだ。」と心に決めることが大事なのです。
きっと、なれます。
だって、そのためのつわりなんだもの。
いざとなったら、赤ちゃんが生まれた後にも、必要になる決意です。
だから、今のうちに、
心置きなく、『他人に厳しく、自分に甘く』なれるようにしておきましょ♥