春は、草や木が芽吹き、
冬眠していた動物たちが、動き出す季節。
春になると新しいことを始めたくなるのはなぜでしょう?
それは、
自然の生き物たちが、春を知るのと同じ仕組みです。
東洋医学によると、
春は【木(モク)】とよばれるエネルギーが盛んになります。
【木(モク)】のエネルギーとは、
自然界の物質を上向きに伸ばすエネルギーです。
種から芽が出て伸びていく力。
人間も自然の一部。
当然、そのエネルギーの影響をうけます。
むくむく・ニョキニョキ・わくわく・・
こころも身体も動きだします。
だから、春になると、なんだか新しいことを始めたくなる。
あたりまえのクラッカー
さて、もし、そのエネルギーの流れが悪かったら、どうなるでしょうか?
種から出た芽が、
地面の上に顔を出そうとしたら、そこに大きな石があった場合。。
芽は、まっすぐ上に伸びず、
曲がって出てくるかもしれないし、十分に育たないかもしれない。
それは、人の身体にも同じことがいえます。
冬の冷えや慢性的な疲れが原因で、
エネルギーの流れが悪くなっている場合、
春の【むくむく上向きエネルギー】がうまく巡らず、身体に悪い影響がでてきます。
たとえば・・
・目のかゆみ、頭が重い、鼻づまり
(花粉症の症状)
・なにか新しいことを始めたいと思うけど、気分が続かず鬱々とする、イライラする
(五月病の症状)
など。
そうなる前に、
新しい季節に向けて、身体のめぐりを調えておきたいですね♪
自然界のエネルギーに合わせて、その流れにうまく乗れるよう調整していく。
それが《わたしを整える》ということ。