子どもの健康

子どもが風邪をひかないために、おかあさんに出来る事

東洋医学では、
風邪と書いて【ふうじゃ】とよみます。

【ふうじゃ】とは、風の邪気のこと。

 
体調を崩す原因となる気温や環境などを、
東洋医学では「邪(じゃ)」と呼びます。

邪には6種類あります。
『風・火・暑・湿・燥・寒』

そのひとつ、風の邪気=ふうじゃです。

 

「風邪をひく」の「風邪」は、
元々、自然界に吹く"風"が、体に悪影響を与えることを言います。

風は、
身体の表面の熱を奪い、皮膚や粘膜を乾燥させます。

 
皮膚が乾燥すると、
細菌がウイルスが侵入しやすくなりますね。

それを、東洋医学的にいうと、
体内に、風邪【ふうじゃ】が入ってくるといいます。

風邪【ふうじゃ】の主な侵入経路は、皮毛(毛穴)です。

 

さて、それらをふまえて、
思い出してほしいのが、ここ数日の天気。

数日前、沖縄は27℃
湿度も高く、軽く汗ばむくらいの陽気でした。

ところが、昨日から、
風が強く吹き、気温も下がって、すこし肌寒い。

 
つまり、温かくなって、毛穴が開いたところに、
強い風が吹いてきて、風邪が入りやすくなっている状態なんです。

気温が下がって、乾燥もしているから、
ますます、風邪が悪化しやすいというわけです。

 

そんな時、何をすればいいのか?

 
風邪【ふうじゃ】は、
首の後ろから入ってくると言われています。

外に出る時は、なるべく、
首まわりに風が当たらないようにすること。

お家に帰ったら、
お灸や温タオルなどで、首の後ろをあたためる事。
(ドライヤーでもいいですが、皮膚の乾燥には注意)

 
汗をかいたら、よく拭くこと。

寝る時、背中にタオルをはさむのもオススメです。

 
風邪を、必要以上に恐れる必要はまったくないけれど、
なるべく、ひかないようにする工夫はしたいですよね。

 

正直、鼻水や咳などの症状が出てからでは、
ちょっと遅いかもしれない。

なぜなら、東洋医学には
「上工は未病を治す」と云う言葉があるからです。

上工とは、良い医者のことで、
良い医者は、病気になる前に治すという意味です。

次に起こる病態を予想し、
その予想に基づいて次の手を打つことにより、未然に発生を防止するということ。

 

上工と同じで、
子どもが風邪をひかないために、おかあさんに出来る事。

それは、
ちょっとした身体のサインを見逃さない「ように」すること。

皮膚のカサカサ感や急な食欲アップも、
風邪を引き始めるサインだったりします。

 

大人の風邪は、
身体が休みたい時にひくものだと思っていますが、

子どもの風邪は、
かまってほしい時にひくものだとも思うのです。

 
難しく考えなくて大丈夫。

風邪のしくみを知って、
「なんだか、風邪が入りやすそうな天気だなぁ」

そんな時は、いつもより、
多めに気をかけて、ココロとカラダに心地よく触れる、温める・・

まずは、そこから♪

 

ラジオでも、風邪についての話をしています。

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