月齢で変わる、赤ちゃんの頭の形の見え方・考え方
月齢で変わる、赤ちゃんの頭の形の見え方・考え方
赤ちゃんの頭の形について考えるとき、大切なのは「今、何ヶ月か」という視点です。
同じように見える頭の形でも、月齢によって、意味や考え方は少しずつ変わっていきます。
ここでは、月齢ごとに「何が起きやすい時期なのか」「どんな見え方をするとよいのか」を整理してお伝えします。
退院後〜生後1ヶ月頃|重力の影響を受けやすい時期
生後まもない赤ちゃんは、1日の大半を寝て過ごします。
この時期は、赤ちゃん自身が頭を動かす力がまだ弱く、頭の骨もとてもやわらかい状態です。
そのため、同じ姿勢が続くことで、同じ場所に重力がかかりやすく、頭の一部が平らになりやすい時期でもあります。
この時期に大切なのは、形を整えようとすることではなく、同じ場所に負担がかかり続けないよう、関わり方を工夫することです。
・まんまる抱っこの時間を意識してつくる
・頭の向きを変える。
それだけでも、赤ちゃんの頭は重力から解放されやすくなります。
1〜2ヶ月頃|頭が大きく育つ、変化の大きい時期
この頃、赤ちゃんの頭囲は急速に大きくなります。
それは、脳がぐんと成長している証でもあります。
脳が大きくなることで、頭が内側から押し広げられるこの時期は、左右対称に育つ力も、まだ十分に残っています。
もし、
「少し平らなところがあるかも」
「いつも同じ方向を向いている気がする」
と感じたときは、これからの関わり方を見直すタイミングでもあります。
引き続き、
・まんまる抱っこの時間を意識してつくる
・頭の向きを変える
ほかにも、積極的にタミータイムをとったり、SIDS(乳幼児突然死症候群)に配慮しながら、まくらや寝具、寝かせ方を工夫したり、授乳姿勢なども気をつける必要があります。
この時期は、大人の関わりや環境を整えることで、頭にかかる負担を分散しやすいです。
3〜4ヶ月頃|動きと左右差が見えてくる時期
首がすわりはじめ、目で物を追う動きがはっきりしてくる頃です。
赤ちゃん自身が頭を動かす力も、少しずつ育ってきます。
この時期は、
・左右で動かしやすさに差がないか
・見たいものに、自然に顔を向けられているか
といった体の使い方の違いが見えやすくなります。
もし、片側だけ向きにくそう、目だけで追って頭が動かない、という様子がある場合は、 これまでの姿勢や向きグセの影響が、体の動きに残っている可能性も考えられます。
この時期は、頭の形だけでなく、体の動きもあわせて見ることが大切なタイミングです。
4〜5ヶ月以降|結果としての頭の形が見え始める時期
寝返りや動きが増えてくると、向きグセそのものは過去のものになっていることも多くなります。
一方で、これまでの姿勢や体の使い方の影響が、頭の形として、はっきり見えてくる時期でもあります。
この頃になると、
「前より分かりやすくなった気がする」
「写真で見ると気になる」
と感じる方も少なくありません。
同じ頭の形でも、出産直後から退院してすぐの頃とこの時期とでは、見え方や考え方が少し変わってくるのです。
月齢を知ることは、判断を急ぐためではない
月齢ごとの特徴を知ることは、
「早く何かをしなければならない」という話ではありません。
今、どんな段階にいるのかを知ることで、考え方や選択肢を整理しやすくなる。
それが、この視点のいちばんの目的です。
次の記事では、
月齢によって、判断のポイントや選択肢の考え方がどう変わるのかについて、もう少し具体的に整理していきます。
向きグセ・赤ちゃんの頭の形・BHC ベイビーヘッドケア|助産院ある(沖縄うるま市)
