赤ちゃんに聞くということ

赤ちゃんが来てくれたら、まず、あいさつをします。

「こんにちは。今日は来てくれてありがとうね。」

そして、
「あとで頭に触れさせてもらうかもしれないよ」と
きちんと伝えます。

触れていいかどうか、
赤ちゃんの様子を見ながら待ちます。

それは、
赤ちゃんもひとりの人だから。

言葉がなくても、
ちゃんと意思がある存在だから。

ベイビーヘッドケアは、
赤ちゃんを“対象”として扱うケアではありません。

一緒に進めていくケアです。

「直すべきもの」と見ていないということ

もうひとつ、わたしが大切にしていること。

それは、
赤ちゃんの頭の形を
「直すべきもの」とは見ていない、ということです。

頭の形は、
その子の体の使い方や、日々の過ごし方の中で
自然とあらわれているもの。

そこには、その子なりの理由があります。

だから、
間違いを正す、という視点ではなく、

「どうして今、こうなっているんだろうね」

と、いのちの流れを一緒に見ていく感覚でいます。

整えることが目的ではなく、
その子がもともと持っている力が
働きやすい状態をつくること。

それが、わたしの考えるベイビーヘッドケアです。

ママを、追い詰めない

頭の形が気になって来られるママは、
すでにたくさん考えています。

「抱っこが悪かったかな」
「寝かせ方のせいかな」
「もっと気をつけてあげればよかった」

そんな想いを抱えて来られることもあります。

だからこそ、
責めるような関わりは絶対にしません。

来店の際にいくつか質問をするのは、
原因探しのためではありません。

赤ちゃんの今を知り、
これからを一緒に考えるために必要なこと。

良い・悪いをジャッジするためではありません。

ベイビーヘッドケアは、味方でいたい

わたしたちは、
いのちを産み、育てるという
とても大きなことを、毎日やっています。

それだけで、本当は十分すごいこと。

その上で、
よりよくしたいと行動している。

どうか、不安だけにとらわれないでください。

赤ちゃんと向き合おうとしているその姿勢を、
わたしは心から尊敬しています。

ベイビーヘッドケアは、
いつもママと赤ちゃんの味方でいたいと思っています。