つわりって、気持ち悪くなって吐くだけがつわりかと思ったら、
よく"吐きづわり"とか"食べつわり"って言葉を聞くので、何種類くらいあるのかなと思って、調べてみました。
医学的な用語というより、主な症状によっての呼び名ですね。
メインは、この5種類です。
- 吐きづわり
- 食べづわり
- 眠りづわり
- よだれつわり
- 匂いつわり
どれか、一種類ではなく、いくつかが重なったり、時期によって変わったりもします。
症状が違うので、悩みも対処法もちがいます。
それぞれ、かんたんに説明しますね。
吐きづわり
吐き気や嘔吐の症状がメインのつわりです。
つわりの多くがこのタイプ。
とにかく、吐き気が続く、
食べた後に、気持ち悪くなって吐いてしまう場合と、なにも食べられず、それでも吐いてしまう場合、どっちもあります。
家で寝たきりになったり、
時には、入院が必要になるのも、このタイプ。
いちばん派手で、周りにもわかりやすいつわりです。
食べづわり
お腹がすくと気持ち悪くなる、
なにかを食べていないと気持ち悪くなるといった症状です。
強い吐きづわりのつわりさんからすると、
食べれないよりマシじゃんと思いもしますが、
気持ち悪さは吐きづわりと同じ分、
それを食べ物でごまかしてしまえるので、仕事や家事を休むことなく、働けてしまうのもこのタイプ。
ついつい、食べ過ぎてしまうのもけっこうな悩みどころです。
なので、食べ方やバランスを工夫する必要があります。
眠りづわり
とにかく眠い!尋常じゃなく眠い!常に頭がボーっとする・・そんなつわりです。
一見、ただ、だるいだけか、寝不足のようにも思えますが、これもつわりの一種。
身体はだるいし、何もする気が起きない。
集中力、記憶力、判断力が低下するので、
バリバリお仕事をする人にとっては、どうにも大変だと思います。
かといって、
吐きづわりのようにわかりやすくないし、これがつわりかもはっきりしない。
うっかりすると、自分も周りも、体調の変化に気付きにくいつわりです。
休んでいるとダラダラしていると思われるというのが、つらいところ。
だからといって、無理をすると、
吐きづわりやよだれつわりに移行して、症状が悪化するので、とにかく意識して、休むことを心がけてください。
よだれつわり
唾液の量がハンパなくふえて、どうしようもなくなるつわりです。
よだれの量が多くて、飲み込めなくなるし、飲み込んだら気持ち悪い。
よだれを拭くためのティッシュ箱が、半日で空になるなんてザラです。
つわりとしては、あまり知られていない気もしますが、これが地味だけど、地味な分、マジでつらい。
私がよだれつわりになった時、「そんなものもあるの?!」って驚かれたことがあります。
経験した人にしかわからないツラさなのもつらい!!
吐き気や嘔吐が落ち着いている時は、比較的動けますが、
とにかく、よだれが出てきてしょうがないので、人と話せないし、外を歩けない。
私は、三人目の時がいちばん、よだれつわりがひどかったので、
上の子たちの保育園の送り迎えの時が、ほんとうにたいへんでした。
匂いつわり
とにかく、匂いが気になる。匂いで、気分が悪くなる。
他のつわりと重なって起きることが多いですが、
匂いつわりがメインだったら、なんとか、仕事を休まず続けることもできるでしょう。
ですが、タバコの匂い、他人の体臭や香水の匂い、トイレの芳香剤などがダントツに無理なので、会社勤めの方は通勤の電車、社内の環境などに苦労するようです。(沖縄は電車ないから、通勤の苦労は減る)
たえず、マスク。
2重に装着するなんて人もいます。
昼間はそれで乗り切ったとしても、
匂いつわりの人が、いちばんツラいのは、なんといっても自宅です。
旦那の匂い、子どもの匂い、ペットの匂い・・
旦那はさておき、
小さな子どもやペットに、つわりをわかってもらうのは至難の業。
拒否したくないのに、身体が受け入れない。
相手が相手なだけに、メンタルをやられます。涙
あと、家での食事作りもツラいです。
湯気の匂いがダメで、お風呂に入れないという悲しいパターンもあります。
いかがですか?
つわりといっても、
種類によって、つらいポイントが、微妙に違うんです。
このサイトのつわり記事は、
ほとんど、吐きづわりのつわりさんのために書いていますので、
他の4つのつわりについて、別記事で、さらにくわしく解説していきますね。
つわりとマタニティ鍼灸・産前産後じゃないおっぱいセラピー【助産院 ある】/助産師の鍼灸師 下地あやの