つわり鍼灸を受けたら、つわりはよくなるのか?
知りたいのはソコだよね。
なので、正直に書きます。
こたえは、イエスです。
だけど、つわりを治せますか?と言われたら、
こたえは、ノーです。
ちょっとややこしいのですね。
でも、大事なことなので、説明します。
まず、つわり鍼灸の目的は「つわりを治すこと」ではありません。
なので、私は「つわりを治すこと」はできません。
だけど、がっかりしないで。
正直にいうと、つわりは、時期がくれば、よくなります。
一生、つわりで苦しむ人はいない
それは、誰だって知っているね。
つわり鍼灸を受けても受けなくても、つわりは、時期が来ればよくなります。
ここまではっきり書くと、自分で営業妨害しているようなもんだわな(苦笑)
だけどね、そうはいってもね、
つわりが、こんなにツラいのって、なんでだと思う??
吐き気やだるさ、嘔吐や頭痛、その他諸々、体調不良だけじゃない。
・命を育てるという重大な責任
・先のみえない不安と恐怖
・努力でどうにもならない無力感
・思うように動けない罪悪感、焦燥感
そういうものがずっと続くこと
たったひとりで戦っていること
それがさらに、つわりを悪化させる負のスパイラルに陥ること
それが、ツラいんだと思う。
つわりが「陣痛よりつらくてしんどい」といわれる理由だと思う。
だから、その苦痛や絶望を、少しでも和らげること。
あなたが、自分自身でつわりを乗り越えていく力になることが、つわり鍼灸の目的です。
なので、1回で、
「はい!楽になりました~。わーい、ばんざーい!!」というものではないと思います。
つわりと向き合って、時には逃げて、身体と向き合って、命を育んでいく
そのために出来るコト、心と体の両方から、サポートをしています。
つわり鍼灸を受けた人たちからは、
「つわりがこんなにひどいと思わなかったから、ここを知っていて、通える場所にいて、運がいいと思いました!ひとりだったら、無理だったと思います。」
「つわりを乗り越える事ができたのは、ここに来られたからです。つらくなったら、すぐ連絡しました。下地さんのやさしさが、本当にありがたかったです。」
「1人目は、つわりがひどくて、入院しました。2人目は、上の子もいるから入院はできないと思って来ました。ここに通ってなかったら、また入院していたと思います。キツイなりにも、なんとか、家で過ごせてよかったです」
というようなお声をいただいています。
(注意:つわりで入院するのがダメという意味ではない)
一生のうち、たったの数ヶ月かもしれない。
でも、私にとって、つわりは、人生でツラかったこと、トップランキングに入る出来事です。
そんな時、誰の力も借りられないなんて、つらくないですか?
私はつらかったです。
だからいま、つわりさんのために、ここで力を貸しています。