今日は、背中全体のストレッチ。
ふと思いついた時に、ちょっとだけ意識してみてください。
エクササイズというほどのものではありません。
動けない時は無理にしなくていいです。
寝ながらできる、ゆる~いストレッチです。
ヨガで有名な【キャット&カウ】というポーズはご存知ですか?
マタニティヨガでもよくやるポーズです。
ハードではないし、気持ちのよい動きですが、
つわりさんにとって、四つん這いは、ちょっとしんどい。
そこで、ご紹介するのが
【なんちゃってキャット&カウ】
寝ながらやるので、
つわりさんでも、横になってて思いついた時に、すぐにできます。
まずは、正式なキャット&カウをご覧ください(約3分)
以前、開催した子宮美人セミナーでの一場面です。
ヨガインストラクターのアキ先生が、動きのポイントをわかりやすく説明しています。
ポイントは、
『ひとつひとつの背骨が隙間を作りながら動くイメージ』
そして、動画の終わりごろに話している『前傾・後傾する骨盤の動き』
この2つです。
【なんちゃってキャット&カウ】は、
この動きを、寝たまま、横向きになってやります。
息を吐きながら、背中と骨盤を丸める。
お腹の中にいる胎児のように、身体を小さく丸めます。
いちばん小さくなったら、
その状態で、ぐぐぐーっと、背中に力を入れます。
つぎに、息を吸いながら、
ゆっくり、背中と骨盤をそらせてきます。
横向きになったまま、えびぞり~~
ゆっくりゆっくりで、大丈夫。
背骨のひとつひとつを、ていねいに意識します。
一度の動きに対して、呼吸が続かなくても大丈夫です。
どっちが吸うんだっけ?吐くんだっけ??
わからなくなるので、
とりあえず、どっちでもいいや、笑。
ゆっくりと呼吸しながら、息はけしてとめないこと。
前傾・後傾する骨盤の動きと、
ひとつひとつの背骨が、隙間を作りながら動くイメージを大切にしてください。
たくさん、何度もやる必要はありません。
2~3回やったら、全身の力をぬいて、あとは寝る。
しんどかったら、1回でもいいですよ。
そのかわり、とにかくゆっくりていねいに、背骨のひとつひとつを確認するつもりで。
寝たままでも、
背中が軽くなって、息をするのが楽になるはずです。
ヨガの先生からみると、
キャット&カウとは違うかもしれませんが、
【なんちゃってキャット&カウ】は、ものすごくていねいな背伸びです。
つわりで、全身がこり固まった時に、本当におすすめです。
気持ちがいいなと思う範囲で、ぜひ、やってみてください。
つわりとマタニティ鍼灸・産前産後じゃないおっぱいセラピー【助産院 ある】/助産師の鍼灸師 下地あやの