つわり対策

つわりのピークを乗り切る方法 その⑥【発狂してみる】

つわり弱音を吐く/助産院ある

わたしが実践したつわり対策の中から、
つわりのピークを乗り切る方法7選を、ひとつずつ、ご紹介しています。

 
その6:がんばらない、弱音をはく、当り散らす

「つわり、しんどい・・気持ち悪い・・もういやだ・・」

身体と一緒に、ココロも凝り固まってしまいます。

こんなに長い間、なにもできずにいる自分が、段々とイヤになる。

 
ずっと寝てばかりで
仕事も行けなくて、職場に迷惑かけて、
家のこともほったらかして、上の子にもさびしい思いをさせて

なによりも、生まれて初めて、
自分の身体が1ミリも信じられない

だから、ちょっとでも動けるなら、
なんとかしなきゃ、なにかしなきゃと、思ったりしちゃう。

 

でも・・あえて、動かない。

なにもやらない。

あえて、がんばらない。

なにもしないことをがんばる。

 
「つわりなんて、妊娠したらしょうがないんだ。赤ちゃんもがんばっているんだ・・他に、もっと辛い人もいるんだ。だから、やらなきゃ。」

そう思って、自分を鼓舞するものいいかもしれないけれど、
あえて、逆に、めちゃくちゃ弱音を吐いてみるのだって、つわりさんにとっては、すごく必要な事なんです。

 

「もうムリ!つわりなんてイヤだ!なんで、わたしだけこんな目にあうんだ。ありえない、しんどすぎる!!信じられない。私が何をやったって言うんだ?これはなにかの罰ですか??気持ちわるーーーーーい!!!イヤだ、イヤだ、イヤだーーーー。やってらんない、無理、無理無理、ぜったい、耐えられなーーーい。」

2歳児のように、大声をだしてみてください。

むちゃくちゃな駄々をこねてください。

泣いて、旦那さんに八つ当たりしてください。

 

大事なのは、声に出すこと。涙を流すこと。

もう、コレ、発狂したな。

どこか、自分で笑っちゃうくらい、大げさでいいから、吐き出してください。

不安、怒り、拒絶、弱音、泣き言、後ろ向きでネガティブなマイナス発言・・

 

大丈夫。

あなたのその気持ち、全部OKです。

口に出したからって、本当になったりしません。

お腹のあかちゃんも、あなたを責めたりしません。

 

言ってる途中で、ふと、我に返っても
とにかく止めずに、泣いて泣いて、大げさに泣いて、ぜーんぶ、吐き出しちゃってください。

 

わたしは、うまくやれる
わたしなら、どうにかできる

これをやれば、うまくいく

これを知ってるから、きっと出来る

なるべく、かっこよくスマートに、こなしたい

その考え、いったん、どうぞ、捨ててください。

 

"わたしはちっぽけでむりょくです"

だから、不安でいいし、弱音だって吐いていいし、泣き言いったって、ぜんぜんかまわないのです。

 

そしたら、
「あぁ、わたしって〇〇だったんだ・・」って、なにかに気づくかもしれない。

「わたしって、不安だったのね」とか。

「私って、こわかったのね」とか。

それに気付くだけで、なんだか、胸がスッとします。

 

陰陽論では、この現象を

『陰極まれば、陽に転ず』

と云うのですから。