033|向きぐせが続くと、赤ちゃんの体に起こる変化とは?
赤ちゃんがいつも同じ方向を向いている。
はじめのうちは、
「赤ちゃんってこういうものかな」と感じていることがほとんどです。
毎日見ていると、それがそれほど特別とは思えなかったり、
反対側を向けてみても、すぐに元の向きに戻ってしまい、そのまま時間が過ぎてしまうこともよくあります。
では、そんな向きぐせをそのままにしていると、どんなことが考えられるでしょうか?
向きぐせが続くと、体にはどんな変化が起こるのか説明していきます!
①体の使い方に偏りが出やすくなる
向きぐせは、首だけの問題ではありません。
体全体のバランスの中で、“使いやすい側”と“使いにくい側”ができている状態です。
同じ方向ばかり見ていると、
・片側の首や背中の緊張が強くなる
・反対側を向きにくくなる
・寝返りや手の使い方に偏りが出やすくなる
という流れにつながることもあります。
これは異常というのではなく、
赤ちゃんの体が、その向きを“いつもの姿勢”として覚えている状態から、“体の経験が偏っていく”というイメージです。
②頭の形に左右差が出やすくなる
向きぐせが出る時期と、赤ちゃんの頭が一番やわらかい時期は重なります。
同じ向きが続くと、いつも頭の同じ場所に、圧がかかります。
その状態が積み重なると、
・後頭部に左右差が出る
・後頭部の一部が平らになる
・耳の位置がずれる
といった変化が起こることがあります。
また、左右の向きぐせだけでなく、
仰向けで過ごす時間が長く、後頭部全体に圧がかかり続けると「短頭」の形になることもあります。
実際、向きぐせの段階ではあまり気にとめていなくても、頭の形として現れてはじめて、
「そういえば、いつも同じ方向を向いていたかもしれない」
と気づくことも多いです。
つまり、形として現れるころには、同じ向きで過ごす時間が積み重なっていることが多くあるということです。
だから、それを変えるために、向きぐせの時点で、少しだけでもこまめに、工夫する必要があります。
③心配しすぎなくても大丈夫
ここで大事なのは「向きぐせがある=すぐ大きな問題になる」というわけではない、ということです。
赤ちゃんの体は日々変化しています。
成長とともに自然に変わっていくこともあります。
ただ、大人から見るとほんの少しの差でも、赤ちゃんにとっては大きな違いだったりする。
向きぐせがあって、同じ状態が長く続くことで、それが強くなっていく場合
その後の頭の形への影響を考えたり、体全体のバランスを一度見てあげることで、より安心につながると思うのです。
早めに気づくことが、いちばんやさしい
形が大きく変わってからよりも、小さな変化のうちに整えていく方が、赤ちゃんにもお母さんにも負担が少なくすみます。
向きぐせは「悪いもの」ではありません。
でも、“続きすぎる”と、頭の形や体の使い方に影響が出ることがある。
その事実を知っておくだけでも、十分な予防になります。
もし「うちの子はどうかな?」と気になることがあれば、ベイビーヘッドケアでご相談ください。
早めに見ることが、いちばん安心につながります。
