逆子だと、そのあとどうなるの?⸻赤ちゃんと産後編
こちらの投稿では、逆子の場合、出産までの一般的な流れについて整理しました。
では、生まれたあとはどうでしょうか。
「赤ちゃんに影響はある?」
「次の妊娠は大丈夫?」
ここでは、生まれたあとのことも一緒に整理してみましょう。
逆子で生まれた赤ちゃんへの影響
まず一番気になるのは、赤ちゃんのことですよね。
結論から言うと、逆子で生まれたからといって、多くの赤ちゃんは元気に育ちます。
ただ、いくつか確認されることがあります。
その一つが、股関節の状態です。
逆子の場合、赤ちゃんの足の位置の影響で、股関節が少しゆるくなることがあり、特に、女の子だとその傾向が強いと言われています。
そのため、
• 股関節の動き
• 開き方
について、日頃から気をつけるように言われたりします。
また、健診の際にもスクリーニングとして確認され、必要に応じて超音波検査を行う病院もあるようです。
とはいえ、多くの場合は問題なく、もし調整が必要でも、早く見つかれば対応できることがほとんどです。
お母さんの体について
逆子で帝王切開になった場合、お母さんの体にはお腹の手術の傷が残ります。
産後しばらくは、
• 傷の回復
• 体力の回復
を大切にしながら過ごすことになります。
そして、もう一つ大事なのは、子宮に手術の跡(瘢痕)が残ることです。
お腹の傷については、意識的にケアが必要だったりしますが、病院では1ヶ月検診後のフォローについてあまりふれられないという現状があります。
正直、お腹の傷のケアについては、私自身もくわしくないので、それを教えてくれる助産師さんなどの情報をチェックすることをおすすめします。
(沖縄県内なら、ぜひこの人を紹介したい!という助産師さんがいるので、気になる方は、私に直接聞いてくださいね♪)
次の妊娠はどうなる?
帝王切開になったからといって、妊娠すること自体に影響が出るわけではありません。
多くの方が、その後も普通に妊娠されています。
ただし、子宮に手術の跡があるため、
• 子宮の状態
• 傷の状態
を確認しながら妊婦健診を受けていくのが大事です。
また、次の出産方法についても事前に相談しながら決めていくことになります。
多くの施設では、次の出産も帝王切開になることが多いです。
一方で、条件が整えば前回帝王切開後の経腟分娩(TOLAC)という選択肢が検討されることもあります。
施設や状況によって方針が異なるため、いずれにしても、妊婦健診で相談しながら、妊婦さん自身も「私はどうしたい?」という思いと情報を集めつつ、決めていってほしいなと思います。
逆子だったことについて
逆子は、めずらしいことではありませんし、多くの赤ちゃんが元気に生まれ、その後も普通に育っていきます。
頭では、きっとそう理解している方がほとんどだと思います。
それでも、ふとしたときに
「逆子じゃなかったらどうだったかな」
「下から産んでたらどうだったかな」
大切なお腹の軌跡をなでながら、そんなことを思い出すことがあるかもしれません。
はっきりした答えがあるわけではない。
たとえ、それがどんな気持ちであったとしても、赤ちゃんと過ごした時間をあとから静かに思い返すことは、ひとつの大切な時間だと思います。
