逆子と「冷え」の関係 ― 体の内側で起きていること
東洋医学の視点から、
逆子を「赤ちゃんが回りにくい状態」として捉えたとき、その背景としてよく言われるのが、体の「冷え」です。
ただ、ここでいう冷えは、温度が低いや手足が冷たいといった自覚だけではなく、もう少し広い意味での体の状態を指しています。
冷えは「感じていなくても」起こっていることがある
「妊婦になると、暑くて・・」
そうおっしゃる方も、実際、体の中は冷えているということは少なくありません。
特に妊娠中は、
・お腹が大きくなる
・血流が変化する
・活動量が減る
といった影響で、自覚がなくても冷えが起きていることは考えられます。
また、東洋医学では、気のめぐりのバランスがくずれることで、部分的なほてり感や冷えが起こることがあります。
東洋医学でいう「冷え」とは
東洋医学でいう冷えは、単に温度の問題だけではありません。
体の中の
・血の巡り
・水分の巡り
・エネルギーの流れ
が滞ることで、結果として「温かさが届きにくい状態」を指します。
つまり冷えとは、巡りが滞っているサインと言えます。
なぜ、冷えがあると逆子になるのか
体に冷えがあると、
・筋肉がかたくなりやすい
・血流が悪くなる
・子宮のやわらかさが減る
といった状態が起こります。
その結果、
子宮やお腹まわりの“余白”が少なくなり、赤ちゃんが動くスペースやきっかけが少なくなっていきます。
つまり、回りにくくなるというイメージです。
赤ちゃんは涼しい方に頭を向けるという説も
東洋医学の冷えと関連して、「赤ちゃんは、少しでも涼しい方に頭を向ける」と言われることがあります。
はっきりと証明されているわけではありませんが、お腹の中の温かさや冷えなどの偏りが、赤ちゃんの向きに影響していることもあるのかなと思ったりします。
できることは「温める」だけではない
冷えと聞くと「温めなきゃ」と思うかもしれません。
もちろん温めることも大切ですが、
それだけではなく、
・呼吸を深くする
・体の力みをゆるめる
・巡りを助ける
といったことも、同じように大切です。
体がゆるむことで、内側の流れが変わり、赤ちゃんが動きやすい環境につながっていきます。
