034|生後3ヶ月になるまでの赤ちゃんにできる 向きぐせをやわらげる3つの工夫
ここまで読んでくださったママは、きっとこう思っていますよね。
・向きぐせが続くと体に影響が出ること
・頭の形とも関係していること
は、なんとなくわかった。
「じゃあ、何をしたらいいの?」
今日は、3ヶ月になるまでの赤ちゃんにおうちでできることを、具体的にお伝えします。
“まんなか”に戻る時間をつくる
赤ちゃんを含め、人の体には「正中(せいちゅう)」という、体のまんなかのラインがあります。
生まれて間もない赤ちゃんにとって、この身体の”まんなか”を知るという感覚は、これから首がすわり、寝返りをし、体を使っていく土台になります。
そして、向きぐせがあると、この“まんなか”に戻る経験が少なくなりがちです。
なので、まず意識するのは、
✔赤ちゃんの顔・胸・おへそがひとつのラインで同じ方向にあること
✔ 手足がやさしく体の近くに集まれる姿勢であること
抱っこでも、寝かせるときも、この形をつくれるように工夫が必要です。
月齢の低い赤ちゃんの向きぐせをやわらげるには、無理に反対を向けることではなく、まんなかに戻る経験を増やすこと。
ずっとでなくて大丈夫。
なるべく、その時間をつくる。
回数をこまめに、気づいたら出来る範囲で調整する。
その感覚を、少しずつ身につけていきましょう。
いろんな角度で寝かせる
気付いたら、いつも同じ向きで寝ていませんか?
そんな時は、先ほどお伝えした”体のまんなか”を保ったまま、寝かせる向きを少しずつ変えてみます。
イメージはこの5つ

① 左
② やや左
③ 真ん中
④ やや右
⑤ 右
厳密でなくて大丈夫。
昼間だけでも大丈夫。
できる範囲で続けてみてください。
1日に何回もある授乳やおむつ替えが終わって、赤ちゃんを寝かせるたびに、①〜⑤の角度を交互に入れ替える。
ポイントは、頭だけを動かすのではなく、体ごと向きを変えることです。
環境を整える
赤ちゃんは、光・音・人の気配のある方を向きます。
とくに、ママの気配や匂いのある方を自然と向きます。
だから、環境を変える。
たとえば:
・時々、頭と足の向きを逆にして寝かせる
・ママが寝る位置を反対側にする
・抱っこの左右の手を入れ替える
「向かせる」のではなく、自然といろいろな方向を向ける環境をつくることで、向きぐせをやわらげるサポートになります。
“経験の幅”を広げてあげる
向きぐせは、
赤ちゃんが今いちばん向きやすい姿勢を選んでいる結果です。
でも、赤ちゃんはやわらかい。
赤ちゃんは、今ある環境に合わせて体を使うようになります。
だから、少しだけ“経験の幅”を広げてあげると、体はちゃんと応えてくれます。
①まんなか
②角度
③環境
この3つを意識して、できることから始めてみてください。
これ以外にも、向きぐせと検索すると、たくさんの方法が出てきます。
でも、実は——
よかれと思ってやっていることが、逆に偏りを強めてしまうこともあります。
次回は、向きぐせでやりがちな“逆効果”についてお話します。
