赤ちゃんに向きぐせがある時、まずは「どっちを向いているか」が気になると思います。

でも、もしできれば、そこにもうひとつ、違う見方をしてみてほしいです。

【見方①】向きだけでなく、どこが当たっているか?

赤ちゃんが寝ているとき、どっちを向いているかだけでなく、頭のどこが、どんなふうに当たっているか、意識してみてください。

そして、起きている時間、その部分に腕や物が当たらないようにするとしたら、どんな工夫ができそうですか?

ただし、「単純に、向きぐせがある方の反対を向ける」というだけだと、ゆがみを強めてしまうことがあります。

なので、「頭のどこが、どんなふうに当たっているか?」が大事になってきます。

そんな気づきとちょっとした工夫が、頭の形への影響をやわらげることにつながります。

【見方②】縦抱っこの時

縦抱きで対面に抱っこしたとき、赤ちゃんのお顔はどちらを向くことが多いでしょうか?

いつも同じ方向ですか?
反対側も、無理なく向けるでしょうか?

そのまま抱っこで寝て力が抜けた時、少しずつ、反対も向けてみる。

こうした日常の抱っこの中にも、向きの使い方のヒントがあります。

【見方③】体を左右に向けてみた時

わたしが赤ちゃんのケアをする際、
赤ちゃんの機嫌がいい時に、仰向けにした状態で背中からおしりにかけて、体をゆっくり左右に動かして、頭がその動きについてくるかどうか、という見方をすることがあります。

赤ちゃんが自分で頭を動かせるかどうかではなく、体の動きに対して頭が自然についてくるかどうか、という様子をみています。

これは、向きを変えてもすぐ戻ってしまう、ということと関係していて、向きぐせがある場合、反対側に動かしたときに頭がついてこないことが、よくあります。

背中のかたさや体のねじり方のくせなども合わせてみることができます。

赤ちゃんに声をかけながら、背中をゆるめる遊びのひとつとして取り入れてみるのもひとつです。

【見方④】反対も向けるようになったけど

もし、赤ちゃんが自分で首を動かして、向きぐせの反対側も向けるようになったという場合は、その動かし方を左右で比べてみてください。

鼻すじ・あご・おへそがまっすぐ同じラインにあるまま、左右同じように向けていますか?

反対を向くときに、首が傾いたり、体をねじりながら向こうとしていないでしょうか?

「反対も向けている」ように見えても、体の使い方のクセが影響していることがあります。

気づくことで、関わり方が変わる

こんなふうに「どっちを向いているか」だけでなく「どう使っているか」にも目を向けてほしいです。

なぜなら、向きぐせも頭の形も、成長の中の一部だからです。

見方が変わると、気づくことが少し増えます。
気づくことで、関わり方も変わっていきます。

むずかしく考えなくて大丈夫。
どれも、日々の小さな気づきの中にあります。

向きぐせと同じように、気づかないうちにできたものは、日々の積み重ねの中で整っていきます。

・よくわからない、
・わかったけどどうすればいいかわからない、

そんな時は、ひとりで悩まず、気になった時点でご相談くださいね。