逆子はなぜ起こるのか? ― 東洋医学の視点
妊娠中の逆子について、
医学的には「はっきりした原因はわからないことが多い」とされていますが、
では、別の視点から見たとき、どんなことが起きているのでしょう。
ここでは、東洋医学の考え方をもとに、逆子を考えてみたいと思います。
東洋医学では「原因をひとつにしません」
東洋医学では、不調の原因をひとつに特定するのではなく、体全体の流れの中でのバランスをみていきます。
キーワードになるのは「巡り」と「余白」
東洋医学では、体の中の
・気(エネルギー)
・血(血液や栄養)
・水(体液)
が、スムーズに巡っていることが大切だと考えます。
そのために大切なのが、体の中の“余白”や“ゆとり”です。
巡りが滞っていたり、体に緊張があると、この余白が少なくなっていきます。
余白が少ないから、動かない→めぐりが滞るともいえます。
逆子は「回れない状態」として捉える
逆子を
『赤ちゃんが回りにくい状態になっている』
ととらえて、それを東洋医学の視点から見ると
・巡りが滞っている
・体がこわばっている
・余白が少なくなっている
といった条件が重なることで、赤ちゃんが動くスペースやきっかけが少なくなり、向きが変わりにくくなると考えられます。
逆子ケアでよく見られる体の状態
実際のケアの中でよく見られるのは、
・お腹や足元の冷え
・上に意識や力が集まり、下半身があまり使われていない状態(東洋医学では「上実下虚」と言います)
・呼吸の浅さ
・無意識の力み
といった状態です。
これらはすべて、巡りや余白に影響します。
整えるという考え方
東洋医学では、「逆子を治す」ではなく
体の状態を整えることで、
赤ちゃんが動きやすい環境をつくる
という考え方です。
なによりも大切なのは、
「向きを変えるのは赤ちゃん自身」
その動きを妨げているものをゆるめていくことで、自然な変化が起こりやすくなること。
それが、東洋医学の視点から見た逆子ケアです。
