「向きぐせは直したほうがいいのかな?」
そんなふうに感じたことがある方も多いかもしれません。

でも、その前に知っておきたいことがあります。

向きぐせは、ある日突然現れるものではなく、小さな変化の積み重ねの中で、少しずつ見えてくるものです。

同じ「気になる」でも、その中身は少しずつ違っていて、その過程にはいくつかの“段階”があります。

 
あなたの「気になる」はいま、どのあたりでしょうか?

まずはそれを知ることから、一緒に整理してみましょう。

Ⅰ. なんとなく気になる段階(違和感・感覚レベル)

生まれてすぐの時期や、
まだはっきりとは分からないけれど、

なんとなく同じ方向を向くことが多い気がする、
抱っこや寝かせ方に少し偏りがあるかもしれない、

まぁ、気のせいかな、、と
心の中で思いながら過ごしている状態です。

 
ここには、まだ気づいていない"予備軍"も含まれます。

なぜなら、この段階は、生後すぐ〜1ヶ月頃までに多く、抱っこや姿勢の影響をいちばん受けやすい時期だからです。

Ⅱ. 気になるけど様子を見ている段階(周りに聞いてみたレベル)

向きぐせについて、気になって家族や周りの人に聞いてみたけど、「そのうち変わるよ」「大丈夫じゃない?」と言われて、そのまま様子を見ている段階です。

生後1〜2ヶ月頃に、
一ヶ月検診や新生児訪問などで、病院や助産師さん保健師さんに聞いてみた、という方も多いのではないでしょうか?

多少、気にはなるけれど、
困るほどではないし、そこまで心配もしていない。

日々の子育ての中で、そのまま時間が過ぎていくことが多い印象です。

変化として見えてきた段階(形として認識するレベル)

・寝る時は毎回必ず同じ方向
・いつもそっちにしか向かない
・反対を向けても元に戻る、
など、はっきり「向きぐせ」がわかる段階です。

この段階では、向きの偏りだけでなく、
もしかしたら、頭の形の左右差として現れていることもあるかもしれません。

生後2〜3ヶ月以降に多く、
この時期になって本格的に調べたり、相談できる場所に問い合わせなどされる方も多いのではないかと思います。

どれが良い・悪いではありません

ここでお伝えした3つの段階は、はっきりと分かれるものではなく、ゆるやかに移り変わっていくもの。

大切なのは、どれが良い、悪いではなく、いま、どこにいるのかに知ること。

そうすることで、新しい視点が加わり、できることがわかりやすくなるからです。

どう関わればいいか?

基本的に、向きぐせは、抱っこや寝かせ方の中で、背中が丸くゆるむ姿勢や、左右どちらにも偏らないような関わりを意識することが大事です。

ただし、その方法がわからない、うまくいかない、頭の左右差にも現れてるという場合は、少し別のアプローチが必要かもしれません。

向きぐせとの関わり方について、次の投稿で、さらにくわしく書いていきますね。