赤ちゃんの頭の形、選択肢はひとつではありません

赤ちゃんの頭の形が気になり始めると、
「病院に行くべき?」
「様子を見てもいいの?」
「何かケアをしたほうがいい?」
と、いくつもの選択肢が頭に浮かびます。

けれど実際には、どれか一つを選ばなければいけない、という話ではありません。

まずは、それぞれの選択肢が「何のためのものか」を整理することが大切です。

医療の役割|診断と治療の必要性を見極める

頭の形外来や専門医療機関は、病的な頭蓋の問題がないか、治療が必要な状態かどうかを判断する場所です。

ヘルメット治療は、必要な場合に、適切な時期に行われる医療的選択肢です。

「不安だからするもの」でも、「全員がやるもの」でもありません。

まず正確に状態を知る、という意味で、医療はとても重要な役割を担っています。

様子を見るという選択|何もしない、とは違います

「様子を見る」と聞くと、何もせずに時間が過ぎていくような印象を持つかもしれません。

でも、本来の様子見は、頭の形や体の動きを意識しながら、変化を観察する時間です。

月齢が進むにつれて、自然に整ってくるケースもあれば、逆に変化が止まることもあります。

何も知らずに様子を見るのと、状態を理解したうえで様子を見るのとでは、意味はまったく違います。

ケアという選択|成長の力を支える関わり

ベイビーヘッドケアが大切にしているのは、「無理に形を変える」ことではありません。

赤ちゃんが本来もっている成長の力が、発揮されやすい環境や関わりを整えること。

どんな姿勢で過ごす時間が長いか、
体をどんなふうに使っているか、
日々の抱っこや寝かせ方はどうか。

こうした積み重ねに目を向けながら、頭の形についてもやさしく触れていきます。

選択肢は対立させなくていい

医療か、様子見か、ケアか。

どれか一つを選ばなければいけないように感じると、判断はとても苦しくなります。

実際には、これらは競い合うものではなく、役割の違う選択肢です。

・まず医療で状態を知る
・様子を見ながら、日常の関わりを整える
・必要に応じて、ケアを取り入れる

こうした組み合わせも、自然な流れのひとつです。

大切なのは「順番」と「納得感」

どの選択肢を選ぶかよりも、自分たちが納得して進めているかどうかが、とても大切です。

情報に流されて決めた選択は、あとから不安や後悔を残しやすくなります。

知ったうえで選ぶ。
立ち止まるときは、立ち止まる。
進むときは、理由をもって進む。

それができれば、選択そのものが、ご家族にとっての支えになります。

次に考えたいのは「誰に相談するか」

迷った時、当然、誰かに相談することもあるでしょう。

相談することは、何かをすぐに決めるための行動ではなく、後悔しないために、情報を知っておく時間にしてほしいのですが、そこで浮かぶのは「じゃあ、誰に相談したらいいんだろう?」という疑問です。

次の記事では、相談する相手によって、悩みの行き先がどう変わるのか?

ベイビーヘッドケアを受けたお母さん達から聞いた、頭の形について相談した経験談をふまえてもう一歩、整理していきます。

 

向きグセ・赤ちゃんの頭の形・BHC ベイビーヘッドケア|助産院ある(沖縄うるま市)