つわりがツラい時、
産科の待ち時間は地獄。
初めての受診で
(もしくは、数年ぶりか)
勝手がわからないし、
先生や看護師さんは緊張する
混んでたら、イスにも座れず、
いつ、吐き気がくるか恐怖で、
受診だけでも、一苦労なのです。
つわりの時期には、
「次までに母子手帳もらってきてください」といわれることも多く、
うれしい反面、
母子手帳をもらうために、
市役所に行くのもたいへんです。
書かされる書類や渡される資料が多い。
そして、説明が長い。
(丁寧ともいう)
きっと、窓口の人に、
すっごい不機嫌な人と
思われているんだろうなぁ・・
最近ずっと、
家族にもそうだ。
嫌な顔をせず、
家事を変わってくれる旦那さんにも、
上の子のお迎えに行ったり、
夕飯を差し入れてくれる母にも、
申し訳ない気持ち。
だけど、素直に
「ありがとう」すら言えない私。
【不機嫌で無愛想な自分に対して
心配になってしまうあなたへ】
大丈夫です。
愛想笑いするエネルギーは、
1ミリも残っておりませんから
しょうがないのです。
それでいいのです。
わたしも、最初は気にしてました。
でも、それは、
単なる、いい人癖ってやつなのです。
つわりの人が
なりやすい思考グセです。
あなたには、愛想笑いも、
周りに「いい人だ」って思われる
必要もありません。
そういうものに
『気を遣わない』という事が
今のあなたには、必要なんです。
つわりのことを、
愛とある種の憎しみを込めて、
【つわり様】と呼んだらどうか
と思ったりします。
あの、どうしようもなく、
ただ、ひれふすしかない感じ。
数時間・数分単位で変わる
味の好みだとか、
それらはすべて、
お腹にいる命を育むためという
高尚?な理由だとか、
どんなに理不尽でも、
最後には「しょうがない」
と思わざるをえないところ。
愛想笑いなどしない
気高く、誇り高い、
美しい女王さまのよう。
だから、抗わない
受け入れるしかない
そして、可能なかぎりの
試行錯誤は必須
だって、相手は
あの【つわり様】なんですもの。
苦しむわたしは、
ただの平民。
どうしたら、つわり様の機嫌を
そこなわずに過ごせるのか?
どうしたら、つわり様が、
すこしでも快適に過ごせるのか?
つわり様は、
あなたを苦しめるために
存在してるわけではない。
どんなに苦しくても、
あなたと赤ちゃんを守るためにある
という事。
もう一つ、付け加えると。
私、市町村で母子手帳をお渡しする係も
(説明したり、資料を渡す人)
やってましたけど、
具合悪そうで、
どんな不機嫌な方がお相手でも
「嫌な人だな」と思う事は、
1ミリもありませんでしたよ。
逆に、こちらが申し訳ないと、
とにかく、1分でも早く
説明を終わらせましょうと思ってました。
だから、あなたが思っているより、
気にしなくて大丈夫。
その気遣い分は、
どうか、つわり様のために使ってください。
それでいいのです。