
1人目出産レポ①↓↓
あの時、食べたゴーヤーチャンプルーの味は忘れられません。

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コレだ!という陣痛が来たのに、すぐに病院に行かなかった理由。
それは、お灸をするためです!!
痛みの具合から、
このまま病院にいったら、即入院になることはわかっていました。
だから、旦那さんの運転する車が駐車場に着いた時、やるなら今しかない!!と思いました。
せまい車内で体勢を整え、
旦那さんに灰皿と線香を持ってもらい、陣痛が来たらフーフー痛みを逃しながら、せっせと三陰交にお灸をする産婦。
車内は、煙でもくもく状態。笑
そしたら、10〜15分くらい経ったころ、
突然、カラダの中から、ぶわぁ~と何かがわきあがっていくような感覚がおこりました。
わぁ~、なんだこれーー。
すっごい、きもちいい~!!
からだが緩むのと、陣痛が強くなるのが、同時に起こった感じ。
はじめての感覚でした。
お灸は、100荘くらいだったかな。
そこまでやって、
フーフーいいながら病院まで歩いていって、診察をうけたら、子宮口ほぼ全開。
「近くでゴハンでも食べてきて」と言ってくれた助産師さんが、同じ笑顔で「やっぱり、帰らなくて正解だったねー」と迎えてくれました。
助産師さんは神だと思いました。
そのまま、陣痛室に移動して、
お産がすすんだ結果、無事、第一子を出産いたしました。
病院に着いて、約2時間半の安産でした。
その日は、満月(大潮)の前日。
陣発時刻は朝の7時、
出産は17時過ぎとなり、奇しくも、両方がその日の満潮時刻とほとんど同じでした。
もろもろを含めて、
「痛かったけど、おもしろかったー!!」
これが、わたしの初めてのお産が終わっての感想です。
とてもよいお産に大満足でした。
さて、「安産灸はホントに効くのか?」という疑問ですが・・
わたしの出した答えは【YES】です。
駐車場でお灸をした時に感じたあの感覚。
陣痛時には、
β-エンドルフィンという脳内麻薬が出るという話を聞いた事があります。
β-エンドルフィンは、多幸感をもたらし、鎮痛作用のあるホルモン。
穏やかなお産では、
陣痛の合間に、カラダが上手にリラックスすると、落ち着いた気分になって、急に眠くなることがあります。
お産の最中にリラックスなんてと思うかもしれませんが、
産婦さんが一瞬ウトウトすると、次の瞬間に、とてもいい陣痛が来ることが多いんです。
あの‟ぶわぁ~っ”は、
お灸によって、β-エンドルフィンが分泌され、その後、陣痛が強くなって、子宮口がイッキに開いた瞬間だったと思っています。
気持ちいいーー!!は、まさに脳内麻薬の作用だったんですね♪
陣痛の時だけじゃなく、
妊娠中からお灸を続けたことで、さらに、よい効果が出たんだと思います。
だから、妊婦さんには、ゼッタイに安産のお灸をオススメしたい。
そして、出来れば、妊娠さんが自分でできるようになるのが、わたしの理想です。
はじめてのお産を終え、
いよいよ、はじめての子育てが始まりました。
はじめての子育てのはじまりは、こんな風でした。
