なぜ、ゴーヤーチャンプルーなのか?最後まで読めばわかります
助産師のわたしが、
妊娠中、安産のためにやったことは、たった2つ。

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1人目の妊娠中、
安産のために毎日やっていたお灸。
はたして、本当に効果があったのか?
お産当日の様子をふりかえりながら、検証してみたいと思います。
妊娠中にお灸をしてる時は、
実際に効いているのかどうか、正直よくわかりませんでした。
ただ、実感はなかったけど、
出産まで大きなトラブルもなく、過ごせたことは効果のひとつじゃないかなと思っています。
出産当日の話にもどります。
その日は、夜中からちょっとだけ様子がちがいました。
深夜、ふと目が覚めたら、急なめまいと吐き気。
トイレに行こうと思ったが起き上がれず、
となりで寝ていた旦那さんに声をかけて「気持ち悪いから、冷たい水を持ってきてほしい」と頼みました。
ところが、
旦那さんは「うん、うん、ちょっと待って」と言ったきり、ぜんぜん起きてくれませんでした。
もう一度、声をかける気力もなく、
じっと吐き気が収まるのを待つうちに、いつのまにか寝てしまいました。
朝7時前、お腹の張りで、目が覚めました。
夜中にあっためまいと吐き気はおさまっていました。
なんとなく、起き上がる気になれず、
しばらく、布団の中で、ボーッとしていました。
いつもなら、横になっていれば、
だんだん気にならなくなるはずのお腹の張りが、その時は、1時間も布団にいるのに、あまり変わらない感じでした。
ためしに、時間をはかってみると、10分〜13分毎。
規則的ではなく、痛みも強くないものの、定期的に張りが来る状態。
とりあえず、お風呂に入ることにしました。
9時を過ぎても、10分毎にお腹が張るので、
病院に電話すると、「確認のため一度、受診してください」と言われました。
病院の診察では、子宮口3〜5cm。
先生から
「うーん・・まだ全然、余裕あるでしょ。まだ、産む顔じゃないね。夜中か、明日かなぁ。モニターとって、赤ちゃんが元気なら一旦帰ろう」と、言われました。
今まで、
入院時の産婦さんはたくさんみてきましたが、自分が陣痛を体験するのは初めて。
診察結果に、「そっか、そっか。やっぱり、そうだよなー」と納得して、帰ろうと思いました。
ところが、モニターをつけている時、
ベテランの助産師さんがやって来て、モニターの波形とわたしの顔を見比べて、不思議そうにと聞いてきました。
「下地さん、ぜんぜん痛くないの?」
「痛くないってことはないですけど、それほどじゃないです」
助産師さんはちょっとだけ考えて、
「けっこう、いい張りが来てるんだよねぇ。ちょうどお昼時間だし、すぐに帰らないで、この辺でゴハンでも食べておいで♪」と、笑顔で送り出してくれました。
そういうことならと、
病院の近所の食堂で、ちょっと遅めのランチをとることにしました。
その時、食べたゴーヤーチャンプルー、おいしいかったなぁ、笑。
ゆっくり食事を済ませ、お会計しようと思ったら・・
突然、これまでとはまったく違う種類の痛みが襲ってきました。
「コレだ!きた!!」
さっきまでのお腹の張りは半信半疑でしたが、今度は、さすがにわかりました。
旦那さんもすぐに、
わたしの異変に気付いたようで、あわてて、病院に戻ることに。
でも、ある理由があって、すぐに病院には行かなかったんです。
思いのほか、長くなったんで、つづく。。
