
学校見学が大当たり!!
鍼灸学校行きが決定しました。

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鍼灸学校に入学して、最初におどろいたこと。
クラスメイトの経歴がおもしろすぎる!!
ほどんどが社会人で、
いちばん下は高校を卒業したばかりの18才女子から、上は定年退職をした60才のおじさままで。
元競輪選手、元CAさん、
ミュージシャンに、フランス人のクォーター、有名なマンガ家の奥さん、
事故をきっかけに、
身体の悪いところに黒い渦がみえるようになったけど、それを否定したくて、鍼灸学校に入ったという強者(?)も、笑。
社会人になってから学校に行くというのは、おもしろいですねー
普段は出会えないような仲間と出会うことができる。
おかげで、とてもとても、たのしい学校生活を送ることが出来ました。
鍼灸学校は、人生の夏休みみたいでした。
勉強はそれなりに大変でしたけど、
看護学校の時とはまた違う視点で、もう一度、人体について学べるというのは、改めて気づくことも多く、とても新鮮で、楽しくもありました。
鍼灸の世界では、
あるひとつの方法が決まっているのではなく、考え方も施術の仕方もたくさんあって、その中から自分にあったやり方をみつけて追及していくという感じなのです。
鍼灸学校は、そのためのとっかかりという位置づけになります。
ですから授業では、偏りなく幅広く、いろいろな知識や技術を学ぶことができました。
太くて長い鍼を使う中国鍼、
鍼を刺さない接触鍼、
筋肉やトリガーポイントをねらった治療、
経絡治療に積聚治療、刺絡治療、まで。
各方面の名人の先生が実技を教えにきてくれたり、課外授業も充実していました。
鍼灸学校では、練習方法もかなり独特でした。
切経探穴(せっけいたんけつ)とよばれる人の身体の経絡をさわってツボを探す練習
米ぬかを炒って固めた枕に鍼をさす練習
水を満タンにした洗面器に、野菜やくだものを浮かべ鍼をさす練習(洗面器の水がこぼれたらアウト)
髪の毛くらいの細い鍼で、うすいベニヤ板を貫通させる練習、などなど。
もちろん、クラスメイト同士、お互いの身体を使っての練習もしましたよ。
ちょっと調子が悪い時など、
ひとこと声をかけると、みんながアレコレやってくれるのもよかったですね(いわば、実験台、笑)
ステキな仲間たちに恵まれて、いろんなことを学べて、
行くまでは悩んだけど、今では、あの時、思いきって進学してよかったなと思っています。
すばらしい3年間でした。
授業以外の時間や休日は、
看護師として、不妊治療専門のクリニックで働きながら、学校に通いました。
いま、不妊治療のお世話になっているという方も多いと思います。
不妊治療って、ホント大変ですよね。
