マイストーリー

第16話:いのちの重さは千グラム

NICUに転属を希望したワケは・・

第15話:NICUに転属した理由 運命の出会いってこんな感じ? https://karada-kulumi.com/mystory/014/ 新生...

 
NICUってすごいんですよ。

早産で生まれた1000gに満たない命が育っていくんですから。

もちろん、
その過程にはいろいろな障害もありますけど、命って、そして医療って、ホントすごいなーと思います。

 

NICUは、
今まで以上に、絶えず気を張っていなくてはいけない現場でした。

たとえば、大人の薬の、1000分の1の量で点滴をつくるとか、

オムツ交換の刺激だけで、呼吸状態が不安点になるとか、

人工呼吸器が入っている赤ちゃんが、
動いたり、泣いて暴れたりすることで、人工呼吸器の管が外れてしまわないかとか、

モニターと数ミリ単位の点滴を、絶えず管理している状態。。

NICUを退職して10年以上経ちますが、
いまだに、あかちゃんの呼吸器の管が外れて(事故抜管)ハッと目がさめて、マジ夢でよかったーと思うことがあります、笑;

 

NICUは、
これまで経験してきた感じとは、まるで違っていました。

産婦人科にいた時は、
妊娠や出産は病気じゃないから自然の力を大切にしようとか、そのためのよりよいお産ってなんだろう?とか、そんなことを考えていましたが、

NICUは、その逆で、
最先端の医療あるからこそ、命が存在する世界でした。

お産の様式がどうこうとか、母乳育児が云々とか言ってる余裕はなくて、1000gの小さい命が、ただ必死で、呼吸を繰り返している。

 

どっちも否定することはできないのです。

最近、時々ですが、
まったく医療を介入させない、超自然派なロハス出産の話題を聴くことがあります。

医療に頼り過ぎるのも、
医療を否定し過ぎるのも、どっちも違うと思うんです。

東洋医学と現代医学って正反対のイメージがあって、衝突しがちですが、わたしは『どっちか、じゃなくて、どっちも』というスタンスにおさまっている。

そのわけは、
NICUでの貴重な経験も、一つにあると思います。

 

NICUでの勤務は2年でした。

わたしにとって、
NICUは気を張りすぎて、神経がすり減る現場だったので、あまり長くは続けられませんでした。

でも、NICUで働いてよかったと思ったことがあります。

それは・・

第17話:NICUで働いてよかったこと(1000gで生まれた受け持ちのベビーちゃんが退院する時) 医療に頼り過ぎるのも、医療を否定し過ぎるのも、どっちもどうかと思うんで...

 

くるみ助産院の
マイストーリーズ


これまでの道のり、世界観や人生観を、
第1話~第〇〇話までのマイストーリー形式で綴っています。

読めば、助産師の鍼灸師 下地あやの のことがもっとよくわかります。

  • 助産師になったきっかけ
  • 病院時代の忘れられないエピソード
  • 鍼灸師になったのは恋におちたから
  • 三度にわたる壮絶なつわり体験記
  • くるみ助産院をひらくまで,など

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