
拝啓、病院で働く私へ。
あの頃、なりたいと思っていた助産師になれていますか?
前回の話:

数あるセミナーの中で
同じ病棟の同僚や先輩助産師たちは、
勉強熱心な人が多く、少ない休みを利用して、勉強会やセミナーに参加していました。
母乳育児に関する勉強会や、
出産のケアに使えるアロマセラピー、リフレクソロジーなどが多かったように記憶しています。
わたしにできることはなんだろう?と模索していた時期なので、
もちろん、そういったものに参加したいという気持ちはあったのですが、アロマやリフレなどのカタカナセミナーには、イマイチ、心が惹かれなかったんです、笑;
そんな中『助産師のための東洋医学セミナー』という勉強会が、東京で開催されるという情報をGETしました。
さっそく休みの希望を出し、電車を乗り継ぎ、ひとり東京まで出かけることにしました。(千葉からね)
助産師のための東洋医学セミナー
講師は、今のわたしのような"助産師、かつ鍼灸師"という資格をもった先生でした。
この時、その先生をみて、助産師でさらに鍼灸師にもなれるというアイディアをもらったんだと思います。
東洋医学の基礎理論、体のしくみ、妊娠~分娩期のケア、トラブルに対するケアなど、お灸の演習も含め、2日間のセミナーでした。
こまかい内容はよくおぼえていません。
・・が、セミナーの最中、そうそう!コレ、コレ!!と腑に落ちまくり、心の中のへーボタンを連打しまくってました(そんな世代)
すっごいワクワクしたんですね、
知らなかったけど、ソレ知ってた!!みたいな、目の前がキラキラしてくる感じ☆
たぶん、先生の話を聴きながら、始終、ニヤニヤしてたんじゃないかと思います、笑。
2日間の内容だったので、
せいぜい、東洋医学のさわりの部分だったとは思うのですが、相手のこと、よく知りもしないのに、恋に落ちちゃったのと同じだったかもしれません。
とにかくそれが、わたしと東洋医学の運命の出会いです。
当時の資料は捨てられず、今も保管。平成17年って、13年以上も前!?
運命の出会いとは言っても、
すぐに、よし!鍼灸師になろう!!と決めたわけではありません。
恋に落ちても、さすがにビビビ婚とまではいきませんでした、笑。
鍼灸学校進学を決めるまでに約2年かかりました。
その2年間、なにをしていたかというと・・
