
前回の話:
とりあえず、看護師になろうと思った。
人生を決めた、センター試験一日目の夜のこと・・
(そう、大した事ではない)

第2話:小さい頃なりたかったものは、ミステリーハンター
前回の話:
大学に入るまで、助産師の存在すら、知りませんでした。
https://karada-kulumi.com/m...
***
急激な進路変更の結果、
おかげで、保健学科に入学することができました。
大学の初めての講義で、
となりに座り、友達になったのは、県外から来た同い年の女の子でした。
どうして、わざわざ県外から、沖縄に来たの?
と聞くと、彼女はこう答えました。
「高校の修学旅行で、沖縄に来たんだけど、その時に好きになったの!!
それに、私、助産師になりたくって」
じょ、じょさんし・・?
・・じょさんしってなに??
「産婆さんっているでしょ。出産のとき、赤ちゃんをとり上げる人のことだよ。」
へーーー、そんな仕事があるんだー!
ここでなれるのって、看護師だけじゃないんだーー
その時にはじめて、助産師という存在を知りました。
わたしもそうでしたが、
ほとんどの人が、
助産師って、"お産のとき、赤ちゃんをとり上げる人"と思っていますよね。
ところが、大学で学ぶうちに知ったんです。
助産師とは、
"女性の一生を通して、女性に関わる仕事だ"ということを。
そして、こう思いました。
「助産師が、女性の一生に関わる仕事なら、助産師になるための勉強は、女性であるわたしの人生に必要な知識なはずだ」
我ながら、すばらしい理由ですが・・
正直にいうと、
「万が一、助産師になれなくても、勉強したことは、きっと、なにかの役には立つはずよね」という言い訳が、だいぶ含まれています。笑
どうして、そんな言い訳が必要だったのか?
それは、助産師になるには、
思っていた以上に、過酷な道を選ばなければいけなかったから。
ほんとうに出来るかどうか、不安だったのです。
その過酷な道とは・・

第4話:耐えきれず、実習先から逃走!!
前回の話:
助産師って、赤ちゃんをとり上げるだけじゃない。
それを知って、助産師を目指すことにしました。
あなたもカン...