幸せなカラダ

身体に触れるだけで出来ること

お花をたくさんもらう機会があって、
うれしい反面、花を飾る花びんがなくて困りました。

助産師の鍼灸師 下地あやのです。

スターチスは、絶賛ドライフラワー化進行中!!

 

さて、今日は、
身体を調える際に行っている【手当て】について、話をしたいと思います。

“深いタッチケア”とも呼んだりしていますが、身体をさわるだけで、いったい、なにができるんだろう・・と思っている人も多いはず。

言葉で説明するより、
体感してもらったほうがはやいのですが、その仕組みについて、わたしが考えていることを書きます。

 

触れることで身体が調う理由

わたしは、施術の際に、
身体に触れることで、骨格や内臓の微細な位置が調整したり、脳脊髄液の流れをよくしています。

それは、鍼やお灸の仕組みと同じです。

 
その理由を一言でいうならば、
【気は感応するから】です。

知らない人からすると、
魔法のように思えるかもしれませんが、魔法でもなんでもありません。

なぜなら、
気というものは、生きている人ならだれもが持っているエネルギーだからです。

 

感応するとはどういうことか?

感応するというのは、
外界からの刺激によって、深く感じ動くこと、反応すること。

ここでいう「感じる」とは、
あなたが心で思うことや、意識として感じることとは、すこし違います。

 
あなたの身体、
しいていうなら【肌で感じる】ことです。

あなたの肌、皮膚が感じとっているそれを、あまくみてはいけませんよ。

あなたの皮膚は、
思っている以上に、信じられないくらいものすごい量の情報を受け取り、同時にそれを処理しています。

 

驚くべき皮膚の役割

人の身体というものは、
それぞれその役割に応じて、グループ名が決まっています。

消化器(食べ物を消化吸収する働き)
循環器(血液や体液を全身に流す働き)
呼吸器(呼吸に関係する働き)
内分泌器(ホルモンに関する働き)など・・

その中のひとつに、感覚器があります。

 
感覚器とは、五感に関係する器官
視覚・聴覚・嗅覚・味覚、そして、触覚。

視覚は目で感じますし、聴覚は耳ですね。

触覚は、皮膚で感じます。

 
ちょっとここで、
その役割を、身体全体の大きさから考えてみましょう。

目の大きさは、身体全体からするとどれくらいですか?
耳は?鼻は?舌は?

それぞれ、首から上のほんの一部です。

 
ですが、
目や耳が受け取っている情報量って、ものすごいですよね。

視覚なんて、とくにそう。

意識できる情報の80%以上は、視覚から受け取っているといいます。

 
それでは、皮膚はどうでしょう?
目や耳と比べてみてください。

皮膚の割合は、
身体表面だけで考えると、ほぼ100%です。

つまり、あなたの身体は、表面が全身まるごと【感覚器】ってことです。

あたりまえのようだけど、これはものすごいことです。

 

無意識化の情報の受け渡し

先ほど「情報の約8割は、視覚から受け取っている」といいました。

それに対して、
触覚(皮膚が感じる情報)は、全体の2%にもみたないといわれています。

 
身体の表面全部が感覚をうけとる役割をもっているのに、その情報がたったの2%だなんて!?

普通に考えたら、おかしいですよね??

そんなの、計算が合いません。
(どんな計算かは知らんけど)

 
どうして、そんなことになるのか?

それは、この2%というのが、あなたが自覚できる情報を100にした場合の話だからです。

つまり、それ以外の、皮膚が感じとっているはずの情報は、あなたが自覚できない“無意識の情報”だということになります。

 

目にみえない世界と見える世界

あなたは、目にみえるものだけがこの世のすべてだなんて、思ってませんよね??

もし、思っていたら、
ちょっと考えを改める必要があるかもしれません。

 
東洋医学の基礎となる東洋思想では、
この世は、陰と陽の半分半分で出来ているといいます。

つまり、目にみえない世界=陰と、目にみえる世界=陽は、同じくらいあるってことです。

 
目にみえる世界の80%は、視覚から感じているとしたら、
目にみえない世界のほとんどは、皮膚が感じとっているかもしれないというです。

 

ここまでくれば、
身体に触れてできることが、ほんの少しはイメージできるでしょうか?

目にみえない世界のことなので、
わたしも、すべてを意識として実感できるわけではありません。

正直、できないことの方が多いです。

 
だけど、皮膚を通して、意識できない水面下で、いろいろな働きが起こっているのは確かです。

そうでないと、
わたしたちはこうして生きてはいないのだから。

それが、東洋医学でいう【気】の働きです。

 

目にはみえないけれど、
実感として感じることはできないけれど、生きるために一生懸命、働いている身体のことを思うと、人の身体に対する愛しさがわいてきます。

そして、身体はそういう想いに、ちゃんと応えてくれます。

それが、【気は感応する】ということ。

 
なにも特別なことじゃありません。

目にみえない世界は、
目にみえる世界と、ちゃんとつながっています。

 
まずは、その片鱗を体感してみませんか?

そうやって、身体が調うことで、
楽しく元気でいられるのなら言うことなしだって思うんです♪